マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2023年8月末時点)&今月の売買記録

 

今月の日本株市場は、月初にフィッチ・レーティングス米国債の格付けを引き下げたことをきっかけに株価指数が急落。その後も米国において早期の利下げ期待が後退したことなどを手掛かりに月中頃までは軟調な展開が続いていましたが、その後は株価指数が大きく上昇する展開に。

 

 月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が-1.7%、TOPIXが+0.4%、東証小型株指数が+1.8%、マザーズ指数が-2.2%でした。

 

 

■今月の取引&売買理由

 

・サービス業

 

ギガプライズ(3830)    1300株→1500株(@1104円)

 

10日に発表された1Q決算の感想としては、売上が前期比+15.9%、営業利益が前期比+37.7%と非常にポジティブな数字だったという印象。

決算発表後、6月に利益確定した株価水準まで株価が戻ってきたため、1600円台後半で200株を買い直し。

 

スプリックス(7030)        600株(@743円)

セントケアHD(2374)  800株(@609円)

ケアサービス(2425)   1800株(@759円)

ブリッジインターナショナル(7039)  600株(@2127円)

ステップ(9795)     500株(@1815円)

ウィザス(9696)   1200株→600株(@753円)

 

先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、1300円台前半で200株を利益確定。

その後、10日に発表された1Q決算はややネガティブという印象でしたが、決算発表前の株価水準まで戻ったため、1100円台後半で200株を利益確定。

その後、外国の機関投資家の大量保有報告によりさらに株価が急騰したため、1300円台後半で200株を利益確定。

 

要興業(6566)     1000株(@758円)

メタウォーター(9551)   400株(@1601円)

いであ(9768)    300株(1653円)

アジア航測(9233)   1000株→0株(@786円)

 

10日発表の3Q決算で通期業績の上方修正が発表されましたが、四季報予想&個人的な予想を大きく下回る数字だったことや、来期は今期の大型案件の反動が出る可能性なども考慮して、900円台前半(PTS含む)で全株利益確定。

 

SHINKO(7120)   400株(@2042円)

翻訳センター(2483) 400株(@1687円)

バーチャレクスHD(6193)  0株→700株(@1003円)

 

CRM関連のコンサル、コールセンター向けがメインのソリューション製品、アウトソーシング事業などを展開している会社。。

10日に発表された1Q決算の感想としては、コンサルとアウトソーシング事業は堅調だったものの、自社ソリューション製品の不調や、改修が必要な案件の発生などを考慮すると、ややネガティブな内容だったという印象。

今後は新型コロナによる特需の剥落という懸念もありますが、今期業績が会社予想に近い水準まで到達可能であれば非常に魅力的なバリュエーション水準だと感じたため、新規に700株を購入。  

 

情報通信業

 

エイトレッド(3969)  0株→300株(@1406円)

 

ワークフローソフト市場において市場シェア2位(1位はNTTデータイントラマート)の会社。中小企業向けsaas型ワークフロー市場ではシェア1位。

7月20日に発表された1Q決算の感想としては、数字としては見栄えの良くない微増収増益での着地となりましたが、AgileWorksのバージョンアップ前の買い控えや、X-pointがクラウドへの移行期という要因を考慮すると、個人的にはそれほど悪い決算内容ではないという印象。

当社のこれまでの成長実績や、3Q以降はAgileWorksのバージョンアップ効果により業績の伸びが回復する可能性などを考慮すると、かなり魅力的なバリュエーション水準に思えたため、とりあえず優待が貰える300株を打診買い。

 

デジタルアーツ(2326)   300株→100株(@5410円)

 

先月31日に発表された1Q決算はややネガティブという印象でしたが、自社株買い発表の影響もあり翌日の株価が予想よりかなり高値で寄り付いたため、5300円台前半で200株を一旦損切り

 

システムロケーション(2480)  500株(@1396円)

ULSグループ(3798)  100株(@3305円)

ユミルリンク(4372)   600株(@1217円)

セルシス(3663)  800株(@653円)

ブロードバンドセキュリティ(4398) 1200株(@1381円)

ビジネスブレイン太田昭和(9658)  200株(@1455円)

IDホールディングス(4709)  600株(@873円)

イノベーション(3970)  300株→0株(2248円)

 

前期の営業減益に関しては主力事業以外の損失が足を引っ張った影響が大きく、主力のIT製品比較サイト事業はそれほど悪くない数字だったため保有を継続していましたが、9日に発表された1Q決算ではIT製品比較サイト事業も減収減益での着地となってしまい非常にネガティブな内容だったという印象。 

決算発表後、1300円台後半で全株損切。

 

パワーソリューションズ(4450)  200株(@2389円)

SBテクノロジー(4726)    700株(@2125円)

USEN-NEXT HD(9418)  200株(@2304円)

ドーン(2303)   300株(@2186円)

JFEシステムズ(4832)   200株(1853円)

テクノスジャパン(3666)   2000株(@491円) 

三菱総研(3636)      400株(@4110円)

ダブルスタンダード(3925)   800株→400株(@2297円)

 

14日に発表された1Q決算の感想としては、会社側からは当期は下期偏重になる計画で進捗はおおむね計画通りとのアナウンスがありましたが、売上が前期比-15.1%、営業利益が前期比-42.2%という数字は少し懸念を感じる内容という印象。

また、同時に発表された主要取引先である大和リビングとの契約が2025年3月31日に解消されるというニュースについては、当社にとって大和リビングは売上比率が40%を超える大口取引先であることを考慮すると、非常にネガティブなニュースだったという印象。

長期的には当社の業績は伸びていくと予想していますが、26年度の業績が一時的に大きく落ち込む可能性が非常に高くなったと感じたため、1400円台後半で400株を損切り

 

KSK(9687)   500株→400株(@2003円)

 

7月31日に発表された1Q決算の感想としては、採用・研修活動へ積極投資したという要因を考慮しても営業利益が前期比-27.1%という数字はややネガティブな数字だったという印象。

決算発表後、2400円台前半で100株を利益確定。

 

日本システムウェア(9739) 600株(@2071円)

アイティフォー(4743)    500株(@790円)

インテリジェントウェイブ(4847)  2500株(@645円)

システムディ(3804)    500株(@1117円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株(@550円)

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株(@695円)

JBCCホールディングス(9889)   900株(@1459円)

プロトコーポ(4298)   700株→400株(@964円)

 

7月31日に発表された1Q決算はまずまずの数字だったという印象ですが、ビックモーターの不正問題により少なくとも短期的には中古車市場が大きく落ち込む可能性が高くなったのではないかと考え、1200円台後半で6月に買い増した300株を利益確定。

 

大興電子通信  (8023)    2000株(@441円)

  

・素材・製造業

 

アライドテレシスHD(6835) 10000株→5000株(@113円)

 

他の企業の決算などを確認してみて、世界的に景気がかなり悪化しているのではという懸念を強く感じたため、2Q決算発表前に130円台前半で2500株を利益確定。

その後、14日に発表された2Q決算の数字が個人的な予想を大きく下回る数字だったため、110円台後半でさらに2500株を利益確定。

 

スミダ(6817)  800株→700株(@1303円)

 

当社の成長の柱となっているEV関連や太陽光発電関連の市場は今のところ堅調という印象ですが、当社は中国企業向けの売上もかなり大きいことや、公募増資発表前の株価水準まで戻ったことを考慮して、1600円台後半で100株を利益確定。

 

グローブライド(7990)  800株→200株(@2221円)

 

当社にとって成長の柱となっている中国の景気悪化がかなり深刻な状況となっていることを考慮すると、今期の業績が下振れるリスクが少し高まったと感じたことや、全体相場の急落局面で相対的に株価が強かったことなどを考慮して、2300円台後半で100株を利益確定。 

その後、9日に発表された1Q決算では懸念していた中国市場だけにとどまらず世界のすべての地域の業績が大幅に落ち込む非常にネガティブな内容だったため、決算発表後に2000円台前半で500株を損切り

 

よく考えてみれば釣り具等の趣味に割く支出は不況になれば真っ先にカットされやすいという性質を持っているため、バリュエーションの割安さに釣られて不況耐性が脆いというリスクを過小評価してしまったことは反省点と考えています。

 

相模ゴム工業(5194)   600株(@914円)

イカ(4027)      1400株→1200株(@1319円)

 

9日に発表された1Q決算の感想としては、もともと今期の2Qまでは弱い数字が予想されていましたが、それを考慮しても営業利益が前期比-48.3%という結果はややネガティブな数字だったという印象。

下半期以降は原燃料価格高騰の影響緩和より業績は回復すると予想していますが、1Q時点での業績の進捗率を考慮すると会社の業績予想には届かない可能性が少し高くなったと感じたため、1300円台前半で6月に買い増した200株を売却。

 

フロイント産業(6312)  600株(@662円)

シンポ(5903)     800株(@942円)

クレステック(7812)    400株(@1249円)

ノザワ(5237)    1000株(@702円)

 

・食品・日用品

  

東洋水産(2875)  0株→200株(@5961円)

 

即席麺で国内2位(1位は日清食品)の会社。海外での即席麺の市場シェアは米国で約65%、メキシコで約85%と北米市場で圧倒的。

7月31日に発表された1Q決算の感想としては、売上が前期比+7.8%、営業利益が前期比+23%での着地となり、特に良くも悪くもない数字だったという印象。

海外でのラーメンの認知度は年々高まっていることや、店で食べるとラーメン1杯で3000円近くする海外での即席麺のコストパフォーマンスの高さなどを考慮すると、小麦やエネルギー資源価格の高騰などがなければ今後も安定した増収増益が継続できるのではないかと予想。

また、不況耐性の高さ、過去の安値平均PERを下回るバリュエーション水準になっていることなども考慮して、新規に200株を購入。

 

デルソーレ(2876)   0株→2000株(@481円)

 

冷蔵、冷凍ピザメーカー。他に外食事業も展開。

14日に発表された1Q決算の感想としては、ピザの主要販売先である外食業界の回復や、価格改定効果、生産効率化による原価低減が進んだことで売上が前期比+13.8、営業利益が前期比+154.5%での着地となり、今期の業績予想も大幅に上方修正されたことを考慮すると、非常にポジティブな内容だったという印象。

1Q時点での業績進捗率を考慮すると更に業績を上方修正する可能性があるのではないかと考えられることや、不況耐性の高さ、バリュエーションの割安さなどを考慮して、20年3月に売却して以来久しぶりに1200株を買い直し。800株を買い増し。

 

フジ日本精糖(2114)  300株→0株(@503円)

 

優待目的で300株だけ残していましたが、株価がさらに急騰したため900円台後半で全株利益確定。

 

太陽化学(2902)     700株(@850円)

エスビー食品(2805)   100株(@3706円)

あらた(2733)    100株(@4250円)

 

・不動産関連

 

アメイズ(6076)  1100株(@1074円)

日本システムバンク(5530)  500株(@1478円)

JPMC(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)   2000株→2500株(@634円)

 

前期の1Qに不動産デベロップ部門で例年以上のフロー型売上があった反動により今期の1Q決算は非常に見栄えの悪い数字となりそうな点はリスク要因と考えていますが、株価が急騰した同業のジェイ・エス・ビーからの入れ替え目的で700円台前半で500株を買い増し。

 

ジェイ・エス・ビー(3480)  200株→100株(@2232円)

 

株価の急騰により過去の高値平均PERを大きく上回る水準となったため、5600円台後半で100株を利益確定。

 

・小売・卸売業

 

あいHD(3076)  0株→400株(@2308円)

 

18日の本決算で発表された今期業績予想は特に良くも悪くもない数字という印象ですが、同時に発表された配当性向を50%以上にするという新方針は非常にポジティブなニュースと評価。

4月に売却した株価より低い水準で寄り付いてくれたので200株を買い直し、200株を買い増し。

 

エコートレーディング(7427)   0株→800株(@1167円)

 

ペット用品・ペットフードの卸大手の会社。

7月7日に発表された1Q決算の感想としては、物流の効率化や在庫管理の徹底など施策により売上が前期比+14.3%、営業利益が+420.7%での着地となり非常にポジティブな内容だったという印象。

過去の業績推移がかなり凸凹している点は少し気になりますが、1Q時点での業績の進捗率を考慮すると今期業績は大幅に上方修正される可能性が高いと考えられることや、不況耐性の高さなどを考慮して、新規に800株を購入。

 

ゲオHD(2681) 700株(@1634円)

西本Wismettac(9260)  400株(@3850円)

三洋貿易(3176)    500株(@1002円)

オーウイル(3143)   800株(@1087円)

ハリマ共和物産(7444)  200株(@1330円)

 

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  100株(@7818円)

ロジネットジャパン(9027)  100株(@2895円)

 

・建設業 

 

オリエンタルコンサル(2498)  200株(@2430円)

ベルテクス(5290)   600株(1113円)

 

 

【配当・優待株】

 

ユニバーサル園芸社(6061)  100株(@1837円)

菱電商事(8084)  100株(@1357円)

SPK(7466)    100株(@1133円)

アサンテ(6073)    100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

エスライン(9078)    100株(@1142円)

三井住友FG(8316)  200株(@2747円)  

伊藤忠商事(8001)  400株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1187円)

三菱商事(8058)  300株(@2518円)

兼松(8020)   800株(@1349円)

INPEX(1605)   400株(@1360円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

松田産業(7456) 100株(@1338円)

アサヒHD(5857) 200株(@1002円)

 

 

※購入額・評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

2023年の確定損益+6,372,123円

  

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