今月の日本株市場は、生成AI向けに市場が急拡大するとの思惑により半導体関連を中心としたハイテク銘柄がけん引する形で株価指数が急騰。一方で中小型株指数は相対的に軟調な展開に。
月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+7%、TOPIXが+3.6%、東証小型株指数が-0.3%、マザーズ指数が+0.4%でした。
■今月の取引&売買理由
・サービス業
ギガプライズ(3830) 1500株(@1015円)
スプリックス(7030) 600株(@743円)
セントケアHD(2374) 800株(@609円)
ケアサービス(2425) 1500株→1800株(@759円)
15日の本決算で発表された今期の業績予想の感想としては、売上、営業利益、一株配当の全てが四季報予想&個人的な予想を上回るポジティブな数字だったという印象。
決算発表後の株価急落により相対的な期待値が上昇したと感じたため、700円台前半で300株を買い直し。
ブリッジインターナショナル(7039) 600株(@2127円)
ステップ(9795) 500株(@1815円)
ウィザス(9696) 1500株(@753円)
要興業(6566) 800株(@751円)
メタウォーター(9551) 400株(@1601円)
いであ(9768) 300株(1653円)
アジア航測(9233) 1000株 (@786円)
SHINKO(7120) 0株→400株(@2073円)
IT機器などの保守・販売及び人材派遣事業を展開している会社。
12日の本決算で発表された今期の業績予想の感想としては、保守サービス事業で大きな売上比率を占めているPHC社製品の契約形態変更(顧客との直接契約からPHC社からの受託契約へ変更。契約形態の変更により売上はダウン、契約数・利益率はアップ)の影響や、ソリューション事業における大型案件剥落の影響により減収減益予想となり、ややネガティブな内容だったという印象。
ただ当社の保守サービス事業の特徴として電子カルテシステム市場で高い競争力を持っているPHC社製品等が売れればその分だけ安定したストック売上の積み上げが期待できることを考慮すると、決算発表後の株価の急落により非常に魅力的なバリュエーション水準になったと感じたため、新規に400株を購入。
今後の四半期決算では、保守サービスのセグメント利益が引き続きしっかり伸びているかに注目したいと考えています。
ULSグループ(3798) 300株(@3305円)
ユミルリンク(4372) 600株(@1217円)
セルシス(3663) 800株(@653円)
ブロードバンドセキュリティ(4398) 1200株(@1381円)
ビジネスブレイン太田昭和(9658) 200株(@1455円)
IDホールディングス(4709) 600株(@873円)
イノベーション(3970) 300株(2248円)
パワーソリューションズ(4450) 200株(@2389円)
クロスマーケティングG(3675) 800株(@766円)
USEN-NEXT HD(9418) 400株→300株(@2304円)
株価の急騰により割安感が若干低下したと感じたため、3100円台後半で100株を利益確定。
ドーン(2303) 300株(@2186円)
JFEシステムズ(4832) 200株(1853円)
テクノスジャパン(3666) 2000株(@491円)
アルテリアネットワークス(4423) 1500株→0株(@1347円)
親会社丸紅とセコムによるTOBが発表されたため、1900円台後半で全株利益確定。
三菱総研(3636) 400株(@4110円)
ダブルスタンダード(3925) 800株(@2297円)
KSK(9687) 500株(@2003円)
日本システムウェア(9739) 600株(@2071円)
アイティフォー(4743) 500株(@790円)
インテリジェントウェイブ(4847) 2500株(@645円)
システムディ(3804) 500株(@1117円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 1000株→400株(@550円)
5月11日の本決算で発表された今期の業績予想が四季報予想&個人的な予想を大きく下回る数字だったため、3月に買い増した600株を500円台前半で損切り。
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株(@695円)
JBCCホールディングス(9889) 1000株(@1459円)
プロトコーポ(4298) 400株(@860円)
大興電子通信 (8023) 2000株(@441円)
・素材・製造業
スミダ(6817) 0株→700株 (@1301円)
車載用、家電用、産業用機器向けコイル製品を製造している会社。
4月27日に発表された1Q決算の感想としては、主力の車載関連において特にEV向けが好調だったことや、インダストリー関連では太陽光発電用設備関連が好調だったことにより売上が前期比+20.2%、営業利益が前期比+165.8%での着地となり、ポジティブな内容だったという印象。
当社は5月22日に最大約20%の希薄化となる公募増資を発表したことにより株価が急落しましたが、個人的にはEV向けや太陽光発電用設備関連向けコイル製品については今後も大きな成長余地があると予想しており、公募増資で調達した資金が今後の成長投資の原資になることも考慮すると、約20%の希薄化となる公募増資で20%以上の株価急落は少し行き過ぎではないかと感じたため、新規に700株を購入。
グローブライド(7990) 400株→800株(@2221円)
12日に発表された本決算の感想としては、前期業績は日本市場が円安による仕入れ費用の増加などの要因により17.1%の減益となったものの、アジア・オセアニア地域(特に中国市場)の急成長(売上が前期比+32.9%、セグメント利益が前期比+66.4%)に支えられる形でほぼ横這いでの着地となり、今期の業績予想も材料費の高止まりや新型コロナによる特需の剥落などの懸念はあるものの、ほぼ横這いという予想は特に良くも悪くもない内容だったという印象。
急成長している中国市場の今後の見通しとしては、政治的・地政学的リスクは非常に大きな懸念材料と考えていますが、中国市場で成功するための最も重要な要因と考えている「高級品市場で高いブランド力を持っているか」という点については、当社は高級釣り具市場ではシマノと並んで世界トップレベルのブランド力を持っていることを考慮すると、今後も中国市場で高成長を維持できるのではないかと予想。
当社の中期計画では25年度に配当金額90円を予定しており、現在の財務内容や配当性向などを考慮すると業績が大きく落ち込むことがなければ増配を継続してくれるのではないかと考えられるため、今後は配当株としても魅力的な水準になると予想して平均約定単価2200円台前半で400株を買い増し。
相模ゴム工業(5194) 600株(@914円)
テイカ(4027) 1200株(@1330円)
ハビックス(3895) 600株(@403円)
フロイント産業(6312) 600株(@662円)
丸東産業(7894) 200株→0株(@2137円)
資産バリュー面だけを見ればありえないくらいに割安ですが、業績の低迷が続いており、配当性向も低水準のままとなっていることを考慮。今月は低PBR銘柄への見直し買いが少し入っていたため、平均約定単価1900円台後半で損切り。
シンポ(5903) 600株(@826円)
クレステック(7812) 400株(@1249円)
大阪ソーダ(4046) 400株→200株(@2810円)
11日の本決算で発表された今期の業績予想の感想としては、一過性の要因(設備の不具合)により45億円の営業減益要因があることを度外視しても四季報予想&個人的な予想を下回るネガティブな数字だったという印象。
決算発表後に4200円で200株を利益確定。
ノザワ(5237) 1000株(@702円)
・食品・日用品
フジ日本精糖(2114) 3200株→2500株(@503円)
株主優待の復活と増配(17→30円)の発表により株価が急騰。
個人的には増配のニュースはポジティブサプライズでしたが、いつものように保守的な予想だろうと思っていた今期の営業利益予想が少額下方修正されたことについては、ややネガティブという印象。
増配ニュース発表後に株価が急騰したため、600円台後半で700株を利益確定。
太陽化学(2902) 700株(@850円)
エスビー食品(2805) 100株(@3706円)
あらた(2733) 100株(@4250円)
・不動産関連
アメイズ(6076) 0株→1000株(@1074円)
アフターコロナ関連でホテル業を調べていた時に見つけた会社。
4月12日に発表された1Q決算の感想としては、同業他社の多くが昨年10月11日に開始された旅行支援の特需を享受する中、当社はあえて不参加という判断をしたにも関わらず売上が前期比+22.1%、営業利益が前期比+59.3%と非常に好調だったことを考慮すると、非常にポジティブな内容だったという印象。
また同業他社の多くがコロナ禍で大赤字が続いたことにより継続前提に重要事象の注記がある中、当社はコロナ禍を黒字で乗り切っていることを考慮すると、新型コロナの収束後には非常に有利なポジションにあるのではないかと考え、新規に1000株を購入。
日本システムバンク(5530) 300株→500株(@1478円)
12日に発表された3Q決算の感想としては、上場したばかりで前期との比較が出来ないため推測になりますが、3Qまでの業績の進捗率を考慮すると通期業績は会社予想を若干上回る可能性が高いと予想。
来期は新型コロナによる影響がほぼなくなると考えられることや、決算発表後の株価の急落により期待値が上昇したと感じたため、1400円台前半で200株を買い増し。
JPMC(3276) 300株(@939円)
毎日コムネット(8908) 1600株(@585円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 300株(@2232円)
・小売・卸売業
西本Wismettac(9260) 200株→400株(@3850円)
12日に発表された1Q決算の感想としては、円安による営業増益要因(約4億円)を度外視しても個人的な予想を上回るポジティブな数字だったという印象。
決算発表後に3900円台後半で200株を買い増し。
三洋貿易(3176) 500株(@1002円)
オーウイル(3143) 600株(@1055円)
ハリマ共和物産(7444) 200株(@1330円)
・陸運業
東日本旅客鉄道(9020) 100株(@7818円)
ロジネットジャパン(9027) 100株(@2895円)
・建設業
オリエンタルコンサル(2498) 200株(@2430円)
ベルテクス(5290) 600株(1113円)
【配当・優待株】
Eストアー(4304) 100株→0株(@1485円)
配当・優待目的で100株だけ残していましたが、15日に発表された本決算で今期の業績予想が予想を大きく下回る数字だったため1200円で損切り。
ユニバーサル園芸社(6061) 100株(@1837円)
菱電商事(8084) 100株(@1357円)
SPK(7466) 100株(@1133円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株→0株(@141円)
15日の本決算で発表された今期の業績予想は個人的な予想を大きく上回る非常にポジティブな数字だったと考えていますが、その後の株価の急騰によりバリュエーションがかなり割高な水準になったと感じたため、300円台前半で全株利益確定。
エスライン(9078) 100株(@1142円)
三井住友FG(8316) 200株(@2747円)
伊藤忠商事(8001) 400株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1187円)
三菱商事(8058) 300株(@2518円)
兼松(8020) 800株(@1349円)
INPEX(1605) 400株(@1360円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
松田産業(7456) 100株(@1338円)
アサヒHD(5857) 200株(@1002円)
※購入額・評価額10万円以下の銘柄については省略。
2023年の確定損益+2,972,186円
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