マイナーな割安株発掘隊

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

ファンコミュニケーションズ(2461)を分析してみました。

 

 

会社概要

 

 

ファンコミュニケーションズ(2461)は、aspアフィリエイトサービスプロバイダー)で業界トップクラスの会社です。2005年の11月にJASDAQに新規上場。2014年3月には指定替えで東証一部に上場しました。

当社の主な事業としては、パソコン向けの成果報酬型広告サービスの「A8.net」、モバイル向けの成果報酬型広告サービス「moba8.net」、スマートフォン向けアドネットワークで主にクリック課金型広告サービスを提供している「nend」などを展開しています。

前期の事業別の売上高・営業利益は、パソコン向けアフィリエイト広告サービスの「A8.net」が売上約127億円(前期比17.6%増)、全社費用控除前の営業利益が約32.5億円(同12.9%増)。

「moba8.net」、「nend」などのモバイル向け広告事業の売上が約186億円(前期比70.1%増)、全社費用控除前の営業利益が36.5億円(同79.6%増)でした。

 

ファンコミュニケーションズの現在の株価は881円、1単元買うのに必要な金額は約8万8千円となります。

また、SBI証券の貸株サービスを利用していれば、当社の株を預けることで年間1%の金利がもらえます(2015年8月現在)。

 

 

業績ハイライト

 

                  売上高    営業利益    経常利益 当期純利益 一株益  一株配当

 2012年12月期  14482     2245           2304         1639             21.8      3.6
 2013年12月期  22721     4075           4126          2563            33.8          7
 2014年12月期  31990     5889           5948          3630            47.1        15
 2015年12月期予  36500   6500         6570          4220            54.4             

 

 

 

 

成長性    75点

 

 当社の2006年~2014年までの業績推移を見てみると、この間に売上高・営業利益共に約600%増と急成長している。特に2011年~2014年までの3年間は、平均の営業増益率が50%以上と驚異的な業績の伸びを記録していた。この急成長の主な要因としては、スマートフォンの普及によるモバイル向けの広告サービス、その中でも特にスマホゲーム広告の急伸が大きく影響している。

また、パソコン向けアフィリエイト広告サービスに関しても、毎年二桁以上の増益率を維持しており順調に伸び続けている。

今後の成長性については、スマートフォンの普及率およびスマホゲーム市場が成熟期へと移行することで成長率はこれまでよりも鈍化するかもしれないが、増益トレンドは変わらないだろうと予想する。

ただし、モバイル部門が急成長したことにより、スマホゲームの新規大型タイトルの有無や大口顧客の広告費への投入金額によって収益が上下に振れやすくなっていることには注意する必要がありそう。

 

 

割安性    75点

 

  7月31日に下方修正された今期の業績予想から算出した予想PERは約16倍。今後も10%以上の利益成長率を維持できると仮定するなら、現在の株価はやや割安な水準であると考えられる。

予想配当利回りは約1.9%と平均的な水準だが、当社は配当性向30%をメドとしており、今後の利益成長による増配が期待される。

 

 

財務健全性   70点

 

2015年3月時点での利益剰余金は約102.5億円、有利子負債は0。自己資本比率が67.4%と財務は健全。

流動比率が252%と安定していることや、毎年多額のフリーキャッシュフローを創出していることもプラス評価。

 

 

競争優位性   80点

 

パソコン・スマホasp比較サイトを一通り見て回った印象としては、登録者数、知名度、取り扱い商材の多さ等で、当社の運営している「A8.net」、「moba8.net」が頭1つ抜きん出ている感じ。大手を除くほとんどの広告主が平均4万円ほど掛かる月額費用の為に1つのasp業者にしか登録していないことを考えると、今後の新規広告主の獲得競争においても当社が優位な地位にあるのではないかと推測する。

また、同業他社の四半期決算が軒並み営業減益となっている中、当社の第一四半期決算は、期待値には届かなかったものの12.7%の営業増益となった。前期の売上高営業利益率で比較しても約18.4%と同業他社より圧倒的高い数字となっている。

 

 

 

考えられるリスク要因

 

 ・スマホゲーム市場の状況しだいで収益が上下に振れやすくなっていることは、投資家にとってのリスク要因になると考えられる。

 

 

 

【注意事項】 銘柄分析に関する記述の正確性について保障はできませんのでご了承ください。また銘柄への採点は筆者の主観に基づいて行っております。投資する際はくれぐれもご自身の判断と責任でお願いします。

 

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