マイナーな割安株発掘隊

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

シノブフーズを分析してみました

 

 

シノブフーズ(2903)はおにぎり、弁当などの米飯加工品やサンドイッチ等を製造する食品会社です。

前期の期末時点でのセグメント別の売上高は、米飯加工食品部門が約78%(内訳は、すし9%、おにぎり29%、弁当40%)、調理パン部門が約13%、その他部門が9%でした。

また当社の主な販売先は、ファミリーマートが約55%、その他小売店が約45%となっています。

 

 当社の現在の株価は654円で1単元の株を買うのに必要な金額は約65万円。2015年9月1日からは単元株式数の変更(1000→100)により約6.5万円になります。また当社は株主優待を実施しており、3月末日に1000株を保有していれば有明産のり詰め合わせ(約5千円相当?)がもらえます。

 

 

 

                        売上高    営業利益    経常利益 当期純利益 一株益  一株配当

 2011年3月期  36061       762              822            422             26.1            8.5   

 2012年3月期  38195     847              920            424           27.3           9
 2013年3月期  39012     997             1056           514           33.8    9.5
 2014年3月期  40253     874              916            513             36.7       10
 2015年3月期  42131     1315           1391            681              51.2      12.5
 2016年3月期予  43000      1380        1400         800        61.4     15                  

 

 

 成長性  65点

 

 当社の業績を10年前から遡って見れば、売上は増加トレンドだが利益の方は一進一退の状況が続いていた。しかし前期は、ファミリーマートの出店増や新商品のヒット、業務効率化などの影響で営業利益が約50%増と大きく躍進した。 今期の会社の業績予想は、引き続き増収増益を予想している。

 

 

 割安性  75点

 

 会社の今期の業績予想から算出した予想PERは10倍強とそこそこ割安。

今期の予想配当利回りは約2.3%とこちらもまずまずの数字。一株利益の増加に伴い、きちんと増配する姿勢も好印象。

また過去3年の期末決算では、いずれも会社予想を上回る数字で着地している。

 

 

 財務健全性  50点

 

 当社の利益剰余金約25.5億円に対して有利子負債は約19億円。

前々期の流動比率は約90%とあまり良くない数字だったが、前期の期末時点では流動比率が約101%となり、辛うじて流動資産流動負債を上回っている状態まで持ち直している。

 

 

競争優位性  70点

 

当社の売上高営業利益率は低いが、これは食品株全般に共通していることなので、それほど神経質になる必要はないと思われる。

当社は長年に渡り主要販売先であるファミリーマートの売り場において一定の地位を確保しており、前期の決算では、主力商品(弁当、おにぎり、すし、サンドイッチ)の全てで売上を伸ばしている。

また、業務効率化・生産性向上などの施策も進んでいることから、当社の競争優位性はそれなりに高いと評価したい。

 

 

 

 

 考えられるリスクファクター

 

・商品の原材料価格上昇は利益を押し下げる要因となりえる。

内需企業である当社にとって、円安は原材料価格の上昇を招き、利益を押し下げる要因となりえる。

・当社の売上はファミリーマートに依存するところが大きく、もしファミリーマートの新規出店が頭打ちとなれば当社の成長にマイナス要因となりえる。

・消費者や取引先の信用を失うような不祥事があれば、会社の業績、及び存続に重大な影響を及ぼすと考えられる。

 

 

 

 

 管理人の雑感

 

 

 私がこの会社に投資したのは、ファンダメンタルズ面での割安さもありますが、9月1日に行われる単元株式数の引き下げも理由の1つとして挙げられます。

会社から直接的な言及はありませんが、将来的に東証1部への昇格や100株保有の株主への優待新設があれば株価上昇のカタリストになるかもしれないと思ったからです。

また、1単元買うのに必要な金額が6.5万円となり、個人投資家が売買しやすくなることも株価には追い風になるのではないかと考えています。

 

 

 

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