マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2024年6月末時点)&今月の売買記録

 

今月の日本株市場は、フランスの政治危機や日本の自動車会社の不正問題など要因により月中旬に株価指数が急落する局面があったものの、月間を通して見れば堅調に推移した米国株に連動する形で堅調な展開に。

 月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+2.8%、TOPIXが+1.3%、グロース250指数が+6.9%でした。

 

 

■今月の取引&売買理由

 

 

・サービス業

 

ギガプライズ(3830)   1500株(@1104円)

セントケアHD(2374)  1000株(@650円)

ケアサービス(2425)   1800株(@759円)

ブリッジインターナショナル(7039)  300株(@2127円)

ステップ(9795)     500株(@1815円)

要興業(6566)     1000株(@758円)

いであ(9768)    300株(1653円)

SHINKO(7120)   400株(@2042円)

バーチャレクスHD(6193)  600株(@1004円)

リログループ(8876)   1200株(@1361円)

 

情報通信業

 

NCS&A(9709)  0株→1000株(@821円)

 

NECからの請負契約比率が高いSI企業。従業員の平均年齢は41.1歳と業界平均より高い一方、平均年収も723万円と高め。

 

予想PER水準もまずまず割安で、今期の一株配当が38円と非常に魅力的と思える配当利回りになっていることを考慮して、新規に1000株を購入。

 

ベクトル(6058)  0株→700株(1223円)

 

アジア最大規模のPR会社。子会社にプレスリリース配信事業を展開しているPRTIMES(3922)。

 

業績の安定性&不況耐性には少し懸念を感じるものの、当社のこれまでの成長実績、子会社のPRTIMESも含めた競争力の高さ、過去の安値平均PERを大幅に下回っていることなどを考慮すると非常に魅力的と思える株価水準まで下落したと感じたため、700株を買い直し。

 

トビラシステムズ(4441) 0株→1000株(@792円)   

 

迷惑電話フィルタリングサービス事業を展開している会社。

 

10日に発表された2Q決算の感想としては、営業利益が予想を大幅に上回って着地したものの、業績が上振れた分については下期の広告宣伝費に充てる予定とのアナウンスを考慮すると、ややポジティブな内容という印象。

超長期的な視点で見れば、迷惑電話フィルタというビジネスモデルが20年・30年先も存続できるのかという点について少し懸念を感じますが、現時点では安定成長している市場においてほぼ独占的なシェアを持っており、これまでの業績の成長実績、過去の安値平均PERを大幅に下回るバリュエーションになっていることなどを考慮すると非常に魅力的と思える株価水準になったと感じたため新規に1000株を購入。

 

ラクーン(3031) 0株→1500株(@556円)

 

企業間の電子商取引「スーパーデリバリー」を運営。後払い決済サービスや売掛保障も展開。

 

13日の本決算で発表された今期業績予想の感想としては、売上については四季報予想と同水準(家賃保証会社売却の影響は度外視)だった一方、営業利益については広告費の正常化(前期比で約3億円削減)や一過性費用(約4千万円)がなくなることにより四季報予想を大きく上回る強気な予想を出してきましたが、個人的には主要KPIの推移を考慮すると営業利益の数字については強気すぎるという印象。

 

今期の業績が下方修正されるリスクはかなり高いと予想していますが、当社が事業展開しているBtoBの電子商取引市場は中長期的に大きな成長余地があると予想しており、配当性向も50%と高いため、中長期的に業績が伸びてくれれば配当利回りもさらに魅力的な水準になってくれるのではないかと予想。

また自分が最後に当社の株を利益確定した株価水準から80%以上も下落しておりメンタル的にも買いやすいという点も考慮して、1500株を買い直し。

 

GENOVA(9341)  600株→400株(@1351円)

 

まだまだ割安なバリュエーション水準と考えていますが、短期間に株価が急騰したことや、長期的な見通しについてはあまり自信が持てないことなどを考慮して、平均約定単価1600後半で200株を利益確定。

 

シェアリングテクノロジー(3989)  1500株(@521円)

クラウドワークス(3900)  1000株(@937円)

昭和システムエンジニアリング(4752) 800株 (@1328円)  

ユナイトアンドグロウ(4486) 900株(@1190円)

イカレントコンサル(6532)  400株(@2924円)

ダイワボウ(3107)   400株(@2646円)

東海ソフト(4430)  800株(@1101円)

アイエックス・ナレッジ(9753)  800株(1006円)

unerry(5034)  300株(@3075円)

Appier Group(4180)  900株(@1301円)

エイトレッド(3969)  700株(@1329円)

デジタルアーツ(2326)  300株(@4695円)

システムロケーション(2480)  500株(@1396円)

ユミルリンク(4372)   600株→0株(@1217円)

 

5月14日に発表された1Q決算はポジティブな数字だったという印象ですが、同業大手のwowworldやアクリートの業績がいきなり大幅に悪化したという過去の経緯を考慮すると安心して長期保有するのは難しいと感じたことや、より魅力的と思える会社が見つかったことなどを考慮して、1300円台前半で全株利益確定。

 

セルシス(3663)  800株(@653円)

ブロードバンドセキュリティ(4398) 1200株(@1348円)

ビジネスブレイン太田昭和(9658)  200株(@1455円)

パワーソリューションズ(4450)  400株(@2384円)

サイバートラスト(4498)  600株(@1755円)

USEN-NEXT HD(9418)  100株(@2304円)

ドーン(2303)   400株(@2133円)

テクノスジャパン(3666)   2000株(@523円)

三菱総研(3636)     200株(@4110円)

ダブルスタンダード(3925)  300株(@2297円)

日本システムウェア(9739) 500株→300株(@2071円)

 

NCS&Aへの乗り換えによるポジション調整により3200円台前半で200株を利益確定。

 

インテリジェントウェイブ(4847)  1000株(@645円)

システムディ(3804)    500株(@1117円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株(@550円)

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 500株(@695円)

JBCCホールディングス(9889)   300株(@2065円)

プロトコーポ(4298)   600株(@1083円)

大興電子通信  (8023)    2400株→2800株(@579円)

 

5月15日の本決算で発表された今期業績予想の感想としては、大型案件やインボイス関連の特需剥落により売上・営業利益ともに四季報予想を大きく下回りましたが、個人的にはほぼ想定通りの決算数字だったという印象。

 

決算発表後に急落した株価がその後は横這い状態となっていたため、下値は堅いと予想して800円台前半で400株を買い直し。

  

・素材・製造業

 

ウルトラファブリックス(4235)  600株(@1167円)

三精テクノロジーズ(6357)  1000株(@1213円)

浜松ホトニクス(6965)  200株(@5429円)

フェローテック(6890)  300株(@2707円)

兼松エンジニアリング(6402)  600株(@1177円)

SHOEI(7839)   300株(@2031円)

アライドテレシスHD(6835) 7500株(@109円)

スミダ(6817)  700株(@1303円)

グローブライド(7990)  200株→0株(@2221円)

 

インフレにより個人消費の低迷が続いていることを考慮すると、まだしばらくは業績の低迷が続きそうなことや、より魅力的と思える会社が見つかったことなどを考慮して2100円台後半で全株損切。

 

イカ(4027)     600株(@1319円)

フロイント産業(6312)  600株(@662円)

シンポ(5903)    600株(@942円)

クレステック(7812)    400株→0株(@1249円)

 

バリュエーション・配当利回りを見るとまだまだ割安に思えますが、今期業績が大幅な減収減益予想となっており、海外マニュアル事業の競争力や将来性に関してもよく分からないという懸念を考慮して1900円台前半で利益確定。

 

ノザワ(5237)    1000株(@702円)

 

・食品・日用品

  

永谷園(2899)  300株→0株(@2094円)

 

MBOによる上場廃止が発表されたため、3000円台後半で利益確定。

 

東洋水産(2875)  200株(@5912円)

デルソーレ(2876)  2500株(@507円)

太陽化学(2902)  1100株(@1178円)

あらた(2733)    200株(@2125円)

 

・不動産関連

 

アメイズ(6076)  1100株(@1074円)

JPMC(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)  2500株(@634円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  200株→0株(@1116円)

 

特別利益を度外視すれば過去の高値平均PERを上回る水準まで株価が急騰したことを考慮して3100円台後半で利益確定。

 

・小売・卸売業

 

コーア商事(9273) 0株→1200株(@693円)

 

ジェネリック医薬品の原薬販売、注射剤や経口剤などの医薬品製造販売を展開している会社。5月28日に発行済み株式が約6%増加する公募増資を発表。

 

個人的には当社の財務内容を考慮すると公募増資を行う必要は全くなかったと考えており、経営陣の株主に対する姿勢には大きな懸念を感じますが、当社のこれまでの成長実績、中長期的な成長期待値、不況耐性の高さなどを考慮すると非常に魅力的と思えるバリュエーション水準になったと感じたため、新規に1200株を購入。

 

SPK(7466)    400株(@1773円)

DAIWA CYCLE(5888)  400株→300株(@1758円)

 

14日に発表された1Q決算の感想としては、予想を大きく上回る非常にポジティブな数字だったという印象。

 

ただ、当社の業績は1Q偏重の傾向があることや、決算短信にも1Q業績は予想を上振れたもののほぼ想定通りと書かれてあったことを考慮すると、市場の期待はやや行き過ぎている可能性があるのではと考え、2600円台後半で100株を利益確定。

 

あいHD(3076)  400株(@2308円)

エコートレーディング(7427)  800株(@1167円)

西本Wismettac(9260)  300株(@4405円)

三洋貿易(3176)   900株(@1110円)

オーウイル(3143)   500株(@1087円)

ハリマ共和物産(7444)  200株(@1330円)

 

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  100株(@7818円)

ロジネットジャパン(9027)  200株(@2960円)

 

・建設業 

 

ダイセキ環境S(1712)  1000株→700株(@951円)

 

中長期的な見通しにはかなり自信がある会社ですが、今期は大幅な減収減益予想となっていることや、株価の横這いが続いたことでより期待値が高いと思える会社が見つかったことなどを考慮して900円台後半で300株を利益確定。

 

オリエンタルコンサル(2498)  200株(@2430円)

 

・その他金融

 

九州リース(8596) 0株→800株(@1047円)

 

リースで九州首位の会社。

 

現在のバリュエーション水準はTSMC特需の反動懸念を少し過剰に織り込み過ぎではないかと感じたため、新規に800株を購入。

 

 

【配当・優待株】

 

紀文食品(2933) 300株(@1181円)

菱電商事(8084)  100株(@1357円)

アサンテ(6073)    100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

三井住友FG(8316)  200株(@2747円)  

伊藤忠商事(8001)  200株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1187円)

三菱商事(8058)  900株(@840円)

兼松(8020)   800株(@1349円)

INPEX(1605)   400株(@1360円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

松田産業(7456) 100株(@1338円)

AREHD(5857) 200株(@1002円)

 

 

※購入額・評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

 

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