マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2023年10月末時点)&今月の売買記録

 

今月の日本株市場は、月初から株価指数が乱高下する展開となりましたが、その後は米国の高金利が長期化する懸念や、米国の超大型銘柄の決算が低調だったこと、中東情勢の不安定化などの要因により軟調に推移した米国株に連動する形で日本株指数も軟調な展開に。

 

 月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が-3.1%、TOPIXが-3%、東証小型株指数が-2.4%、マザーズ指数が-11.1%でした。

 

 

■今月の取引&売買理由

 

・サービス業

 

ギガプライズ(3830)    1500株(@1104円)

スプリックス(7030)        600株(@743円)

セントケアHD(2374)  1000株(@650円)

ケアサービス(2425)   1800株(@759円)

ブリッジインターナショナル(7039)  600株(@2127円)

ステップ(9795)     500株(@1815円)

要興業(6566)     1000株(@758円)

メタウォーター(9551)   400株(@1601円)

いであ(9768)    300株(1653円)

SHINKO(7120)   400株(@2042円)

翻訳センター(2483) 200株(@1687円)

バーチャレクスHD(6193)  800株(@1004円)

 

情報通信業

 

unerry(5034)  0株→300株(@3075円)

 

フィスコのレポート(↓)から見つけた人流解析事業を展開している会社。

https://www.fisco.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/FISCO/unerry20231003.pdf

全国に設置してある200万個以上のビーコンを駆使して人流データを収集するという特許に守られたオンリーワン技術を持っていることや、これまでの売上の成長実績、非常に高いストック売上比率、米国や中国などでも特許を持っているため将来的には海外での事業拡大にも期待できることなどを考慮。

また、社長が米名門大(ミシガン大学)の大学院でコンピューターサイエンス修士という日本のスタートアップ企業では滅多にお目にかかれない経歴なことも個人的には好印象。

 

バリュエーション的には完全にハイグロース銘柄となるため非常にリスクの高い投資になると考えていますが、中長期的には株価が10倍以上になるポテンシャルを持った会社だと感じたため、新規に300株を購入。

 

 

Appier Group(4180)  0株→700株(@1326円)

 

AIマーケティングツール提供サービスを展開している東証上場の台湾企業。

 

当社の強み(ポジティブ要因)

・8月14日発表の2Q決算では、顧客企業数・顧客当たり平均売上(ARPC)などの重要指標が引き続き堅調に伸びており、ポジティブな内容だったという印象。

・本腰を入れて進出を始めた米国市場でも近年売上が大きく伸びている。

・95%以上という非常に高いストック売上比率。

・中期目標で利益もしっかりと確保していく(2025年度に営業利益率15~20%)という方針を出している。

・当社はAI技術を用いてファーストパーティークッキーから顧客の購買行動を分析する事業を展開しているため、サードパーティークッキーの規制が業績の追い風となる可能性。

・所属社員の70%以上がAIとビックデータ分野の博士または修士を取得しており、R&D部門のメンバーは世界的なデータマイニングコンテスト(KDDカップ)で過去に優勝7回という非常に高い技術力。

・経営陣(CEO、CTO、COO)が世界トップレベルの名門大(スタンフォード大学ハーバード大学)を卒業または修士・博士号取得という凄い経歴。

 

懸念材料

・上記のunerry(5034)と比べると当社の事業領域はレッドオーシャンで競争は激しいという印象。

・台湾と中国との地政学的リスク。

 

こちらの会社もバリュエーション的には完全にハイグロース銘柄となるので非常にリスクの高い投資になると考えていますが、将来的には時価総額1兆円以上の企業になる可能性はかなり高いと感じたため、新規に700株を購入。

 

ユナイトアンドグロウ(4486)  900株(@1003円)

エイトレッド(3969)  300株→700株(@1329円)

 

19日に発表された2Q決算は特に良くも悪くもない無難な内容だったという印象。

決算発表後の株価の急落により相対的な期待値が上昇したと感じたため、1200円台後半で400株を買い増し。

 

デジタルアーツ(2326)  200株→300株(@4695円)

 

先月購入した水準からさらに株価が急落したため、4000円台後半で100株を買い直し。

 

システムロケーション(2480)  500株(@1396円)

ULSグループ(3798)  100株→0株(@3305円)

 

1Qの業績進捗率を考慮すると今期業績は会社予想を上回る可能性が高いと予想していますが、株価の急騰により相対的な期待値は低下したと感じたため、4700円台前半で100株を利益確定。

 

ユミルリンク(4372)   600株(@1217円)

セルシス(3663)  800株(@653円)

ブロードバンドセキュリティ(4398) 1200株(@1381円)

ビジネスブレイン太田昭和(9658)  200株(@1455円)

パワーソリューションズ(4450)  400株(@2365円)

SBテクノロジー(4726)    800株(@2143円)

USEN-NEXT HD(9418)  200株(@2304円)

ドーン(2303)   400株(@2133円)

JFEシステムズ(4832)   200株(1853円)

テクノスジャパン(3666)   2000株→1500株(@491円)

 

株価の急騰により相対的な期待値が若干低下したと感じたため、800円台前半で500株を利益確定。

 

三菱総研(3636)      400株(@4110円)

ダブルスタンダード(3925)  400株(@2297円)

KSK(9687)    300株(@2003円)

日本システムウェア(9739) 500株(@2071円)

アイティフォー(4743)    500株(@790円)

インテリジェントウェイブ(4847)  1500株(@645円)

システムディ(3804)    500株(@1117円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株(@550円)

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株(@695円)

JBCCホールディングス(9889)   900株→800株(@1459円)

 

株価の急騰により相対的な期待値が若干低下したと感じたため、2900円台後半で100株を利益確定。

 

プロトコーポ(4298)   400株(@964円)

大興電子通信  (8023)    2000株(@441円)

  

・素材・製造業

 

SHOEI(7839)   0株→300株(@2031円)

 

高級ヘルメット市場で世界シェア首位の会社。

 

今期爆発的に伸びた中国市場でのヘルメット重量規制緩和による特需剥落や、中国の景気悪化&地政学的リスクという短期的には非常に大きな懸念材料があるものの、当社はプレミアムヘルメット市場で世界シェア60%以上という圧倒的な市場シェアを持っており、今後も世界的な製品需要は伸びていくと考えられるため、中長期的には業績は右肩上がりで成長していくと予想。

また配当性向50%で株主還元に積極的なことなども考慮して新規に300株を打診買い。

 

アライドテレシスHD(6835) 5000株→7500株(@109円)

 

非常に業績にむらっ気のある会社なので短期的な業績はちょっと予想しずらいですが、コストパフォーマンスに優れた製品を世界展開している会社なので中長期的な成長期待値はそれなりに高いと予想。

また資産バリュー面を見ても赤字転落等にならなければこの辺りの株価水準が底値になる可能性が高いのではないかと感じたため、100円台前半で2500株を買い直し。

 

スミダ(6817)  700株(@1303円)

グローブライド(7990)  200株(@2221円)

相模ゴム工業(5194)   600株(@914円)

イカ(4027)      1200株→900株(@1319円)

 

日焼け止め微粒子製品で圧倒的な世界シェアを持っており、今後も世界的な製品需要は伸びていくと考えられるため中長期的な成長期待値は高いと考えていますが、8月9日発表の1Qの決算内容を考慮すると今期の業績は会社予想までは届かないと予想。短期的にはもう一回下落局面が来るのではないかと予想して、平均約定単価1600円台前半で300株を利益確定。

 

フロイント産業(6312)  600株(@662円)

シンポ(5903)     800株(@942円)

クレステック(7812)    400株(@1249円)

ノザワ(5237)    1000株(@702円)

 

・食品・日用品

  

東洋水産(2875)  300株→200株(@5912円)

 

先月買い増したばかりですが、全体相場が軟調な中でも株価が堅調だったため急落したグロース株の方に少し資金をシフトさせたいと考え、6100台後半で100株を利益確定。

その後、31日の午前に発表された2Q決算は予想を大きく上回る非常にポジティブな内容だったという印象。

 

デルソーレ(2876)   2000株→1600株(@481円)

 

全体相場が軟調な中でも株価が堅調だったため急落したグロース株の方に少し資金をシフトさせたいと考え、500円台後半で400株を利益確定。

 

太陽化学(2902)    1000株→800株(@1049円)

 

こちらも先月買い増したばかりですが、グロース株の方に少し資金をシフトさせたいと考え、1400円台後半で200株を売却。

 

エスビー食品(2805)   100株→0株(@3706円)

 

国内で事業展開している内食会社は中々価格転嫁ができずに厳しい事業環境が続いていることや、全体相場が軟調な中でも株価が堅調だったため急落したグロース株の方に少し資金をシフトさせたいと考え、3800円台前半で利益確定。

 

あらた(2733)    100株(@4250円)

 

・不動産関連

 

アメイズ(6076)  1100株(@1074円)

日本システムバンク(5530)  500株(@1478円)

JPMC(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)  2500株(@634円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  100株(@2232円)

 

・小売・卸売業

 

あいHD(3076)  400株(@2308円)

エコートレーディング(7427)   800株(@1167円)

ゲオHD(2681) 700株(@1634円)

西本Wismettac(9260)  400株→300株(@3850円)

 

強気な中期計画の発表により株価が急騰。

現在のモメンタムやバリュエーション水準などを考慮すると短期的にはまだ大きな上値余地はあると予想していますが、個人的には強気な中期計画の発表で株価が急騰したパターンにはあまりいい経験がないので、5800円でとりあえず100株を利益確定。

 

三洋貿易(3176)    500株→600株(@1048円)

 

株価の急落により魅力的と思えるバリュエーション水準になっていると感じたため、1200円台後半で100株を買い増し。

 

オーウイル(3143)   700株(@1087円)

ハリマ共和物産(7444)  200株(@1330円)

 

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  100株(@7818円)

ロジネットジャパン(9027)  100株(@2895円)

 

・建設業 

 

ダイセキ環境S(1712)  0株→1000株(@951円)

 

土壌汚染の調査・浄化処理という長期的に社会から必ず必要とされる事業を展開しており、不況耐性の高さ、2Q決算で売上が前期比+85.3%、営業利益が前期比+281.8%と好調だったことなどを考慮して新規に1000株を購入。

 

オリエンタルコンサル(2498)  200株(@2430円)

ベルテクス(5290)   600株(1113円)

 

 

【配当・優待株】

 

シミックHD(2309)  100株(@1772円)

菱電商事(8084)  100株(@1357円)

SPK(7466)    100株(@1133円)

アサンテ(6073)    100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

エスライン(9078)    100株(@1142円)

三井住友FG(8316)  200株(@2747円)  

伊藤忠商事(8001)  400株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1187円)

三菱商事(8058)  300株(@2518円)

兼松(8020)   800株(@1349円)

INPEX(1605)   400株(@1360円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

松田産業(7456) 100株(@1338円)

AREHD(5857) 200株(@1002円)

 

 

※購入額・評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

2023年の確定損益+8,942,423円

  

 

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