マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2020年4月末時点)&今月の売買記録

 

今月の日本株市場は、新型コロナの世界的な感染拡大が一段と深刻さを増したことにより月初に急落局面があったものの、その後は中国で新型コロナの収束が見えてきたことや、アメリカ・欧州の新規感染者数が減少に転じてきたことなどを手掛かりに株価指数は堅調に推移する展開となりました。

 

 月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+6.7%、TOPIXが+4.3%、JASDAQ指数が+8.9%、マザーズ指数が+27.6%でした。

  

 

■今月の取引&売買理由

 

 

【割安株・成長株】

 

・サービス業

  

ダイオーズ(4653)     300株(@1293円)

エイジス(4659)      100株(@3025円)

日本BS放送(9414)     300株(@916円)

ケアネット(2150)     1200株→800株(@720円)

 

月初にオンライン診療関連銘柄として注目され株価が上値抵抗線まで逆行高したため、800円台前半で300株を利益確定。その後、同じ材料でもう一段株価が急騰したため、900円台前半で100株を利益確定。

 

JSS(6074)         900株(@510円)

あいHD(3076)      300株(@1870円)

ブリッジインターナショナル(7039) 200株(@1346円)

アドバンテッジリスクM(8769)  1800株(@969円)

日本動物高度医療センター(6039) 300株→400株(@1746円)

 

株価の出遅れにより相対的な期待値が上昇したため、先月に続き1600円台前半で100株を買い増し

 

ギガプライズ(3830) 500株→100株(@803円)

 

株価の急騰により相対的な期待値が低下したため、平均約定単価1400円台前半で400株を利益確定。

 

ジャパンベストレスキュー (2453)  900株→700株(@534円)  

 

株価の急騰により相対的な期待値が低下したため、700円台前半で200株を利益確定。

  

バリューHR(6078) 0株→500株(@1227円)

 

四季報最新号を再読して見つけた会社。 

健康管理サービス市場の中長期な拡大余地は大きいと感じたことや、ストック売上比率が約8割と高く、新型コロナ&景気後退の影響を比較的受けにくいことを考慮して500株を打診買い。

  

《5月1日追記》

バリューHRについて改めて再チェックしてみたところ、3月末に株式分割していたという大きな見落しに気が付いたため1日に全株売却しました。

 

情報通信業

 

ビジネスエンジニアリング(4828) 0株→100株(@2016円)

 

四季報最新号で見つけた会社。 

自社製ERPの「MCフレーム」&SAP社製ERPの成長実績、3Q決算までの業績進捗率の高さ、人材獲得競争が激化しているIT業界において競争力を測るバロメータの一つとして重視している平均年収(836万円)などを考慮。月初に先月買い逃した指値水準まで戻ってきたため、とりあえず優待がもらえる100株を打診買い。

 

GMOクラウド(3788) 0株→800株→200株(@1576円)

 

昔から参考にさせて頂いている鴨ネギさんのブログから見つけた会社。

コロナショック雑感 4/4 - 鴨とネギの投資生活

急拡大しているSSLサーバー証明書市場で50パーセント以上の市場シェアを誇っており、バリュエーションも非常に割安と思える水準だったことや、新型コロナ&景気後退の影響を受けにくいことなどを考慮して新規購入。

その後、株価が急騰したため、平均約定単価2600円台後半で600株を利益確定。

 

ロジザード(4391) 0株→800株 (@1187円)

  

こちらも鴨ネギさんのブログから見つけて監視していた会社。

コロナショック雑感 3/13「あー、キツい」 - 鴨とネギの投資生活

2Q決算では営業利益が前期比-13.6%での着地となりましたが、市場シェア約77%(2018年)を誇る主力のクラウド倉庫管理システムの売上は計画を上回って推移していることや、新型コロナ&景気後退の影響を受けにくいことなどを考慮。全体相場が急反発している局面で株価が出遅れていたため500株を新規購入。その後の反落局面で300株を買い増し。

 

はてな(3930) 0株→400株(@1592円)

 

こちらも鴨ネギさんのブログから見つけて監視していた会社。

2Q決算では、はてなブログでアドネットワークの一部が接続できなかった問題や、先行投資費が増加した影響により大幅な営業減益となり、急成長中のサーバー監視サービス「Mackerel」の顧客獲得数も市場が期待した数字までは届きませんでしたが、2Qでアドネットワークの問題が解消されたことや、「Mackerel」の顧客数が引き続き高成長を維持している点はポジティブと評価。「Mackerel」の市場シェアがどの程度の数字なのかは調べてみてもわかりませんでしたが、AWS(アマゾンウェブサービス)のビジネスに最も貢献した企業に贈られる2019年度APNパートナーオブザイヤー(テクノロジー部門)を受賞した実績などを考慮すると競争力はかなり高いのではないかと予想。全体相場の急反発後、やや出遅れていたところで新規購入。

 

フォーバルテレコム(9445)    2000株→2700株(@277円)

 

株価の出遅れにより相対的な期待値が上昇したため、先月に続き200円台後半で700株を買い増し。

 

テクノスジャパン(3666)   1800株→2200株→2000株(@288円)

 

月初の株価急落により相対的な期待値が上昇したため、先月に続き300円台前半で400株を買い増し。その後、株価が急騰したため400円台前半で200株を利益確定。

 

テクノスデータサイエンス(7046)  200株→0株(@1453円)

 

株価の急騰により相対的な期待値が低下したため、1900円台後半で100株、2500円台後半で100株を利益確定

 

システム情報(3677) 1000株→500株(@493円)

 

月初にテレワーク関連銘柄として注目され株価が急騰したため、700円台後半で500株を利益確定。

 

プロパティデータバンク(4389) 1200株→400株(@467円)

 

株価の急騰により相対的な期待値が低下したため、平均約定単価800円台後半で800株を利益確定。

 

ブロードバンドセキュリティ(4398) 700株→100株(@775円)

 

株価の急騰により相対的な期待値が低下したため、平均約定単価1300円台前半で600株を利益確定。

 

インテリジェントウェイブ(4847)  1500株→1200株 (@408円) 

 

株価の急騰により相対的な期待値が低下したため、平均約定単価500円台後半で300株を利益確定。

 

ラック (3857)      1000株→800株(@1004円)

 

株価が急騰したため、先月買い増した分を800円台後半で売却。

 

東京日産コンピューター(3316)  1700株(@571円)

リスクモンスター(3768)   300株→0株(@1043円)

 

月初に景気後退(信用不安)が業績プラス要因になる会社として注目され株価が逆行高したため、1500円台後半で全株利益確定。

 

システムディ(3804)    1000株(@548円)

ソフトクリエイト(3371)   100株(@1429円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株(@1028円)

ソフトブレーン(4779)    500株(@435円)

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 1700株(@858円)

JBCCホールディングス(9889)     600株(@1124円)

エイジア(2352)       700株(@1231円)

エムケイシステム(3910)  200株(@480円)

都築電気(8157)    200株(@487円)

プロトコーポ(4298)   400株(@726円)

アイビーシー(3920)   1100株(@1222円)

パピレス(3641)    400株(@1880円)

大興電子通信  (8023)  600株(967円)

日本システム技術(4323) 500株→0株(1277円)

 

月初にオンライン診療関連銘柄として注目され株価が逆行高したことや、保有している他のIT会社と比べると成長期待がやや見劣りすることなどを考慮して1100円台後半で全株損切。

 

GMOペパボ(3633)  400株→300株  (@1570円)

 

株価が急騰したため1700円台後半で100株を利益確定

  

・素材・製造業

 

イカ(4027)    300株(1569円)

ハビックス(3895)    600株(@704円)

フロイント産業(6312)  900株(@662円)

丸東産業(7894)     100株(@2504円)

シンポ(5903)       300株(@528円)

ウェーブロックHD(7940)  900株→0株(@737円)

 

飛沫感染防止用の透明ビニールカーテンが注目されて新型コロナショック前の株価水準まで急騰したため、平均約定単価700円台後半で全株売却。

 

クレステック(7812)    400株(@1249円)

兼松エンジニアリング(6402)  200株(1383円)

IMV(7760)        1200株(@294円)

大阪ソーダ(4046)    200株 (@2459円)

日東電工(6988)      70株(@6332円)

リヒトラブ(7975)    300株(@2148円)

ノザワ(5237)    1000株(@972円)

日本製鉄(5401)   75株(@2740円)

   

・食品・日用品

  

ピックルス(2925)    200株(@1316円)

ホクリヨウ(1384)    300株(@609円)

太陽化学(2902)      700株(@850円)

エスビー食品(2805)   100株→300株(@3642円)

 

新型コロナの影響により内食市場が活況を呈していることや、他の食品会社のPER水準と比較するとかなり割安で、株価も大きく出遅れていたため、3900円台後半で200株を買い増し。

 

日東富士製粉(2003)    100株 (@5205円)

アクシーズ(1381)     300株(@2475円)

仙波糖化工業(2916)    500株(@663円)

新日本製薬(4931)   0株→1200株(@947円)

 

四季報最新号を再読して見つけた会社。

二桁の成長率が続いているオールインワン化粧品市場でトップシェア(2018年)を誇っており、他の化粧品会社のPER水準(25~30倍)と比べると非常に割安感があることや、通販での売上が約91%と非常に高い割合を占めているため新型コロナの影響を比較的受けにくいことなどを考慮。全体相場の急反発後、出遅れていたところで新規購入。

 

ハーバー研究所(4925)   0株→50株(@4249円)

 

四季報最新号を再読して見つけた会社。

今期業績は売上の半分近くを占める百貨店・GMS向けの卸売りが大きく落ち込んだ影響により大幅下方修正され、来期も減収減益が続くと予想していますが、新型コロナが完全終息してインバウンド客が戻ってくればEPS400~500、株価8000~10000円ぐらいまで回復すると予想。

短期的には下値支持線(4000円)を割り込み株価がもう一段大きく下落する可能性の方が高いと予想していますが、株価が上昇してしまった場合の保険として単元未満で50株だけ購入。

 

・不動産関連

 

日本管理センター(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)   1000株(@551円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  400株(@1553円)

サンセイランディック(3277) 600株(@898円)

  

・小売・卸売業

 

ファンデリー(3137)   300株(@1176円)

ハリマ共和物産(7444)  500株(@1330円)

G-7HD(7508)     200株(@1655円)

ラクーン(3031)    1500株→1000株(@336円)

 

先月の記事でテンバガー狙いと書いたばかりですが、業績悪化懸念がある中で短期間に株価2倍はさすがに戻しすぎと感じたため、平均約定単価600円台後半で500株を利益確定。         

 

物語コーポ(3097) 0株→150株(@5956円)

 

四季報最新号で見つけた会社。

新型コロナショックが起こる前は月次売上が絶好調だったことや、新型コロナの影響がすでに顕在化していた3月の月次データでも主力の焼肉部門の売上げが前期比プラスだったことなどを考慮すると、新型コロナが収束すれば業績のV字回復が期待できるのではと予想。

四季報最新号からピックアップした会社の内、新型コロナの影響を受けにくい会社の株価が軒並み急上昇してしまったため、新型コロナ収束後を見据え月末に購入。

 

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  70株(@9985円)

ロジネットジャパン(9027) 100株→0株(@1616円)

 

バリュエーション的にはまだ割安感があると思っていますが、さすがに短期間に株価が上がり過ぎたと感じたため、3900円台後半で利益確定。

 

岡山県貨物運送(9063)   300株(@3044円)

  

 

【資産バリュー・配当・優待株】

 

シミック(2309) 100株→200株→100株(@1357円)

 

株価の出遅れにより相対的な期待値が上昇したため、先月に続き1400円台前半で100株を買い増し。その後、アビガンの臨床試験・製造を支援するというニュースで株価が急騰したため、1600円台前半で100株を利益確定。

 

ユニマット・リタイアメント(9707) 100株→200株(@878円)

 

株価の出遅れにより相対的な期待値が上昇したため、先月に続き900円台後半で100株を買い増し。

  

SPK(7466)   200株(@1133円)

アサンテ(6073)     100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)

CASA(7196)      100株(@1148円)

エスライン(9078)    100株(@1142円)

三井住友(8316)  200株(@2747円)  

三菱UFJ(8316)  1000株(@442円)

伊藤忠商事(8001)  500株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株→400株(@1187円)

 

今期、もしくは来期に巨額の減損を計上すると予想していますが、損切りした原油ETFの代わりとして1400円台前半で100株だけ買い増し。

 

三菱商事(8058)  300株(@2518円)

ホンダ(4254)  100株(@3854円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

松田産業(7456) 200株(@1338円)

アサヒHD(5857) 100株(@2003円)

 

 

※購入額10万円以下の銘柄については省略。

  

 

その他の取引では、先月打診買いした原油ETF(1671)を900円台前半で300株買い増し。その後、5月限の原油先物価格が-37ドルで引けたというニュースを確認して、投資元本のほぼ全額を失うリスクがあることや、ロールオーバーによる減価率が非常に大きくなっていることに気が付き800円台前半で全株損切しました。

  

 

 2020年の確定損益+4826243円

 

  

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