マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2023年3月末時点)&今月の売買記録

 

今月の日本株市場は、シリコンバレー・バンクの破綻をきっかけに世界中に信用不安が広がり月中旬に株価指数が急落する局面があったものの、その後は月末にかけて株価指数が大きく上昇する展開に。

 

 月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+2.2%、TOPIXが+0.5%、東証小型株指数が+0%、マザーズ指数が+0.1%でした。

 

 

■今月の取引&売買理由

 

・サービス業

 

あいHD(3076)      200株(@1870円)

ギガプライズ(3830)    1500株(@1015円)

スプリックス(7030)        600株(@743円)

セントケアHD(2374)  800株(@609円)

ケアサービス(2425)   1500株(@762円)

ブリッジインターナショナル(7039)  600株(@2127円)

ステップ(9795)     500株(@1815円)

ウィザス(9696)   1500株(@753円)

要興業(6566)     800株(@751円)

メタウォーター(9551)   400株(@1601円)

いであ(9768)    300株(1653円)

アジア航測(9233)   1000株 (@786円)

 

情報通信業

 

ULSグループ(3798)   0株→300株(@3305円)

 

四季報最新号で見つけた会社。

個人的に最も重視しているコンサルタント社員数の推移が1Q~3Qまでの累計でみれば例年以上の増員数だったことを考慮すると、来期も安定した増収増益が継続できると予想。

過去の安値平均PERを下回る水準となっていたことや、中長期的な成長期待値が一番高いと思っているIT業界の中でITコンサルという分野への投資は手薄になっていたことも考慮して新規に300株を購入。

 

ユミルリンク(4372)   600株(@1217円)

セルシス(3663)  800株(@653円)

ブロードバンドセキュリティ(4398) 1200株(@1381円)

ビジネスブレイン太田昭和(9658)  200株(@1455円)

IDホールディングス(4709)  600株(@873円)

イノベーション(3970)  300株(2248円)

パワーソリューションズ(4450)  200株(@2389円)

クロスマーケティングG(3675)  800株(@766円)

SBテクノロジー(4726)    700株(@2125円)

USEN-NEXT HD(9418)  400株(@2304円)

ドーン(2303)   300株(@2186円)

JFEシステムズ(4832)   200株(1853円)

テクノスジャパン(3666)   2000株(@491円) 

アルテリアネットワークス(4423)  1500株(@1347円)

三菱総研(3636)      400株(@4110円)

ダブルスタンダード(3925)   800株(@2297円)

KSK(9687)   500株(@2003円)

日本システムウェア(9739) 300株(@2083円)

アイティフォー(4743)    500株(@790円)

インテリジェントウェイブ(4847)  2200株(@639円)

システムディ(3804)    500株→800株(@1117円)

 

3月13日に発表された1Q決算の感想としては、売上が前期比+22.4%増、営業利益が前期比+27.7%増での着地となり、決算短信にも当初予想を上回る売上・営業利益だったと書かれてあったことを考慮するとポジティブな内容だったという印象。

当社は特定の業界向けに非常に高い競争力を持った製品を有しており、業績&ストック売上比率が安定成長していることも考慮して、1300円台後半で300株を買い直し。

 

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株→1000株(@550円)

 

今期の業績はほぼ間違いなく大幅下方修正されると予想していますが、来期は半導体不足による影響がほぼなくなることや、新製品開発のために今期大幅に増加した研究開発費・外注費の減少、新製品の投入効果などにより業績は大きく回復すると予想。

当社はシステム証跡監査ツール市場で約62%という高い市場シェアを持っており、売上の大部分を占めるストック売上(保守サポートサービス)が安定成長していることなども考慮すると、現在の株価水準が大底となる可能性が高いのではないかと考え500円台前半で600株を買い増し。

 

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 1200株→700株(@695円)

 

3月1日に業績の上方修正(営業利益1000→1100百万円)と増配(14→20円)が発表されたことで株価が急騰。

個人的には増配のニュースはポジティブと考えていますが、業績についてはほぼ予想通りの数字だったことを考慮すると翌日の株価の急騰は短期的に行き過ぎと感じたため、800円台後半で500株を利益確定。

 

JBCCホールディングス(9889)   1000株(@1459円)

プロトコーポ(4298)    400株(@860円)

大興電子通信  (8023)    2000株(@441円)

  

・素材・製造業

  

グローブライド(7990)  400株(@2217円)

相模ゴム工業(5194)   600株(@914円)

信和(3447)    800株→0株(@663円)

 

2月14日に発表された3Q決算の感想としては、売上・営業利益共に予想を大きく下回る非常にネガティブな内容だったという印象。

配当株として見れば悪くない株価水準だと思っているので、とりあえず来期の業績予想を確認するまでは保有するつもりでしたが、四季報最新号からより期待値が高いと思える会社が見つかったため、700円台前半で全株利益確定。

 

イカ(4027)      1200株(@1330円)

ハビックス(3895)    600株(@403円)

フロイント産業(6312)  600株(@662円)

丸東産業(7894)     200株(@2137円)

シンポ(5903)      600株(@826円)

クレステック(7812)    400株(@1249円)

大阪ソーダ(4046)    500株→400株(@2810円)

 

1月に利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、4600円台後半で100株を利益確定。

 

ノザワ(5237)    1000株(@702円)

 

・食品・日用品

  

フジ日本精糖(2114)   0株→4000株(@503円)

 

昔から参考にさせていただいている鴨ネギさんのブログから見つけて監視していた会社。

【銘柄分析】フジ日本精糖(2114)|優待廃止が嫌気されるも、第二の柱が絶好”腸” - 鴨とネギの投資生活

四季報発売を機に少し掘り下げて調べてみたところ、短期的にも長期的にも大きな懸念材料はあるものの、イヌリン事業の成長実績&今後の成長期待、不況耐性の高さ、資産バリュー面の割安さなどを考慮すると非常に魅力的な会社だと感じたため新規に4000株を購入。

 

以下は自分が調べてみて感じた当社の強み(ポジティブ要因)と懸念材料、そしてイヌリン事業単体の業績推移(推測値)についてです。

 

強み(ポジティブ要因)

・砂糖からイヌリンを大量生産する方法を20年以上前に発見して特許を取得。砂糖を原料としたイヌリンについては現時点ではほぼ独占的な市場シェアを持っていると考えられる。

・イヌリンの世界市場の規模は年率6.5~8%の成長が予想される中、当社のイヌリン事業の売上成長率(23年の推測値)は前期比約67%増と急成長しており、営業利益、営業利益率も爆発的に伸びている。

・不況耐性が高く、資産バリュー面を見ても非常に割安(当社の時価総額約150億円に対して流動資産保有有価証券-総負債が約156億円、更に毎年5億円以上を安定して稼いでくれる不動産も保有)なので相対的に下値不安が小さい。

・最近の円高進行とエネルギー資源価格の下落により中期的(半年ぐらい先?)にはエネルギーコストの改善が期待できる。

 

懸念材料

・砂糖を原料としたイヌリンの製造方法が半年ほど前に特許切れとなっているため、今後は他社の参入により競争が激化する可能性。

・祖業の製糖事業については衰退産業に属しているため業績成長は期待できそうにない。また、機能性素材事業で大きな売上比率を占めている子会社のユニテックフーズも業績横ばいが続いている。

・原材料の粗糖価格高騰や、エネルギーコスト・運送費の高止まりにより短期的には厳しい業績推移となる可能性。

・毎年のように超保守的な業績予想を出す傾向があるため、本決算発表後に投げ売りが出る可能性。

 

イヌリン事業単体の業績推移(推測値)

     

     売上   営業利益(本社経費の調整前)

23年予  3800   1000

22年   2275     540     

21年   1853      86 

20年   1455              78

19年   1215     -32

18年   1093          -227

 

イヌリン事業単体の業績の計算方法としては、当社の機能性素材事業からユニテックフーズの売上と営業利益(↓のサイトで公表されている純利益÷0.7で計算)、キープフラワー事業の売上と営業利益(営業利益率を10%と想定して計算)を大まかに推測して引いた数字となります。

https://fumadata.com/search/detail/1655184

 

太陽化学(2902)     700株(@850円)

エスビー食品(2805)   100株(@3706円)

あらた(2733)    100株(@4250円)

 

・不動産関連

 

JPMC(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)   2000株(@585円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  300株(@2232円)

 

・小売・卸売業

 

日本ライフライン(7575) 600株(@1063円)

三洋貿易(3176)    500株(@1002円)

オーウイル(3143)   600株(@1055円)

ハリマ共和物産(7444)  200株(@1330円)

 

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  100株(@7818円)

ロジネットジャパン(9027)  100株(@2895円)

 

・建設業 

 

オリエンタルコンサル(2498)  200株(@2430円)

ベルテクス(5290)   600株(1113円)

 

・非鉄・鉄鋼

 

日本軽金属(5703)  300株→0株  (@1764円)

UACJ(5741)   200株→0株 (2551円)

 

両社の3Q決算の感想としては、製品需要の低迷やエネルギーコスト上昇により予想を大きく下回る営業利益での着地となり、かなりネガティブな内容だったという印象。

鉄鋼業界が大相場となっていたため、こちらにも資金が回ってこないかと期待して保有を継続していましたが、SVB破綻による金融不安発生によりその期待が萎んだことや、両社と同じくエネルギー資源価格の上昇に悪影響を受けるフジ日本精糖を購入したことなどを考慮して、日本軽金属を1400円台前半で、UACJを2500円台前半で損切り

 

【配当・優待株】

 

Eストアー(4304)    100株(@1485円)

ユニバーサル園芸社(6061)  100株(@1837円)

菱電商事(8084)  100株(@1357円)

SPK(7466)    100株(@1133円)

アサンテ(6073)    100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)

エスライン(9078)    100株(@1142円)

三井住友(8316)  200株(@2747円)  

伊藤忠商事(8001)  400株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1187円)

三菱商事(8058)  300株(@2518円)

兼松(8020)   800株(@1349円)

INPEX(1605)   0株→400株(@1360円)

 

円安&エネルギー資源価格の上昇に悪影響を受けるフジ日本精糖を購入したため、インフレヘッジ銘柄への投資をもう少し増やしておきたいと考え新規に400株購入。

 

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

松田産業(7456) 100株(@1338円)

アサヒHD(5857) 200株(@1002円)

 

 

※購入額・評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

2023年の確定損益+1,237,662円

  

 

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