今月の日本株市場は、月後半までは一進一退の展開が続いていましたが、月末に南アフリカで非常に強い感染力を持つと考えられる新たな変異株(オミクロン株)が発見されたことをきっかけに株価が急落する展開に。
月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が-3.7%、TOPIXが-3.6%、JASDAQ指数が-3.6%、マザーズ指数が-3.3%でした。
■今月の取引&売買理由
・サービス業
JSS(6074) 900株→1200株(@497円)
12日に発表された2Q決算では、営業利益が四季報予想&個人的な予想を大きく上回るポジティブな内容だったという印象。
今後の業績に関しては新型コロナの状況次第という感じですが、スイミングスクール特化型企業としては国内トップの施設数を有していることや、数多くのオリンピック選手を輩出してきた実績、シニア向けスクールの中長期的な成長余地などを考慮すると、現在のような新規感染者数が落ち着いた状況が続けば今後も業績の回復が期待できると予想。400円台後半で300株を買い増し。
その後、オミクロン株の発生により今後の見通しを少し悲観的に修正。
あいHD(3076) 200株(@1870円)
日本動物高度医療センター(6039) 300株(@1746円)
ギガプライズ(3830) 1200株(@1214円)
スプリックス(7030) 1200株(@743円)
セントケアHD(2374) 800株(@609円)
ケアサービス(2425) 1400株(@790円)
ブリッジインターナショナル(7039) 500株→400株(@2122円)
12日に発表された3Q決算では、買収したeラーニング会社による業績上乗せ分を除外しても本業のインサイドセールス事業が約20%の営業増益率となっておりポジティブな内容だったという印象。
ただ新型コロナがこのまま落ち着けば、来期は買収したeラーニング事業の特需が剥落する可能性があることや、株価の急騰により相対的な期待値が若干低下したことを考慮して、3100円台前半で100株を利益確定。
ステップ(9795) 0株→500株(@1843円)
コロナによる影響を受けた前期を除けば非常に安定した業績の成長実績を残していることや、神奈川県内での優れた合格実績、過去の安値平均PER水準となっていること、新規エリアの開拓により今後も安定した成長が継続できそうなことなどを考慮して新規に500株を購入。
日本情報クリエイト(4054) 0株→600株(@1123円)
今期業績に関しては、営業拠点を11か所から29か所、営業人員も118人へ倍増させる大規模な先行投資計画の影響により大幅な営業減益予定となっていますが、日本の不動産テック市場の拡大余地が大きいことや、当社の解約率の低さなどを考慮すると、一時的に利益が低迷しても大規模な先行投資をここで行うという判断は正しいと予想。
1Q決算発表後の株価急騰から少し買ってみたいと思える株価水準まで戻ってきたため、新規に600株を購入。
兼松エレクトロニクス(8096) 200株(@3705円)
イルグルム(3690) 1000株(@1077円)
USEN-NEXT HD(9418) 200株(@2362円)
ドーン(2303) 200株(@2377円)
ソフトバンクグループ(9984) 100株(@7002円)
PRタイムズ(3922) 200株(@3215円)
ベクトル(6058) 700株(@912円)
日本システム技術 (4323) 500株→0株 (@1546円)
10日に発表された2Q決算内容としては、主力の3事業全てが予想を大幅に上回る増収増益率での着地となり、今期のEPSは200~250円ぐらいまで大幅上方修正される可能性が高いと予想。
バリュエーション面を見る限りではまだ上値余地はあると見ているものの、GAKUEN事業において既存顧客の新製品への入れ替え特需&新規顧客開拓の前倒しがあったことや、当社のストック売上比率がそれほど高くないことを考慮すると、今後大きな反動が来るリスクもあると予想して、平均約定単価2800円台後半で全株利益確定。
両毛システム(9691) 400株→0株(@2007円)
2Q決算発表では前期比17.6%の営業増益というポジティブな内容での着地となり、バリュエーション面を見ても非常に割安な水準と考えているものの、当社はオージス総研からの訴訟問題を抱えており、もしもオージス総研の請求額が全面的に認められた場合は約35億円の賠償支払いが生じるという非常に大きな懸念材料があることや、後述のJFEシステムズの方がより期待値が大きいと感じたため、1800円台後半で全株損切。
JFEシステムズ(4832) 0株→400株(1853円)
この会社も両毛システムと同じくSI企業の中では最低水準の予想PERとなっており、投資レポート・IR資料なども充実しているとは言えない状況にあるものの、これまでの成長実績、営業利益率の高さ、株主還元への意欲、事業内容など総合的に見て両毛システムより期待値が大きいと感じたため、両毛システムから入れ替える形で400株を新規購入。
システムインテグレーター(3826) 800株(@692円)
アイ・ピー・エス(4335) 900株(@928円)
ソフトクリエイト(3371) 100株→0株(@2553円)
今期のEPSは160~180円ぐらいまで上方修正されると予想しているものの、過去の高値平均PER水準まで株価が急騰したため、4300円台前半で利益確定。
アルテリアネットワークス(4423) 600株(@1580円)
三菱総研(3636) 400株(@4110円)
ダブルスタンダード(3925) 400株→200株(@1890円)
個人的な目標株価(今期のEPS予想は90~95円でPER50倍)水準まで株価が急騰したことや、2Q決算で一時的なスポット案件があったことなどを考慮して、平均約定単価4600円台後半で200株を利益確定。
KSK(9687) 500株(@2003円)
日本システムウェア(9739) 300株(@2083円)
Eストアー(4304) 900株(@1729円)
リスクモンスター(3768) 400株(@757円)
アイティフォー(4743) 500株(@893円)
ミロク情報サービス(9928) 200株→0株(@2072円)
日本のERP市場(業務ソフト型、コンポーネント型を含む)について少し時間をかけて調べてみたところ、市場規模については今後も急成長が予想されるものの、クラウド型で価格競争力を武器に破竹の勢いで売上を伸ばしている企業(マネーフォワード、フリー、ラクス等)の台頭により自分が想像していた以上に市場がレッドオーシャン化していたことを知り、個人的に当社の今後の成長柱と見ていた中小企業向けERP製品にとっては特に大きな逆風になるのではないかと予想して1800円台前半で全株損切。
フォーバルテレコム(9445) 1000株(@308円)
エックスネット(4762) 900株(@964円)
ビジネスエンジニアリング(4828) 100株(@2016円)
ロジザード(4391) 900株(@1491円)
インテリジェントウェイブ(4847) 2500株→2800株(@623円)
9日に発表された1Qの決算説明資料を見て、短期的には半導体不足という大きな懸念材料があるものの、当社の現在の状況、今後の見通し、中長期的な目標についての説明が非常にわかりやすく好感の持てる内容だったことを考慮して、500円台後半で300株を買い増し。
ラック (3857) 800株(@1037円)
東京日産コンピューター(3316) 1200株(@544円)
システムディ(3804) 500株(@867円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 400株(@1028円)
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 1200株(@858円)
JBCCホールディングス(9889) 1500株→1300株(@1459円)
バリュエーション的にはまだ割安と思っているものの、株価の急騰により相対的な期待値が若干低下したため、1800円台後半で200株だけ利益確定。
WOW WORLD(2352) 600株(@1625円)
エムケイシステム(3910) 200株(@480円)
プロトコーポ(4298) 400株(@860円)
アイビーシー(3920) 1100株→0株(@1164円)
12日に発表された今期の業績予想は、売上・営業利益ともに四季報予想&個人的な予想を大きく下回る非常にネガティブな内容だったと評価。
当社製品の競争力についてはかなり高いと考えているものの、年々売上げの伸びが弱々しくなっている現在の状況を考慮すると、成長株として現在の高いPER水準を許容するのは難しいと判断。平均約定単価800円台後半で全株損切。
大興電子通信 (8023) 2000株(@695円)
・素材・製造業
相模ゴム工業(5194) 1000株→1200株(@1068円)
主力工場のあるマレーシアでデルタ株が感染爆発した影響により2Q決算では一時的に良くない数字になると予想していましたが、予想以上に強かった2Q業績を確認後、1000円台後半で200株を買い増し。
パラマウントベッド(7817) 300株 (@2017円)
信和(3447) 800株(@663円)
テイカ(4027) 300株→500株(@1455円)
現時点では新型コロナの世界的な収束がいつ頃になるのか見通しが立たない状況となっており、また原材料の酸化チタン価格上昇という懸念材料もありますが、2Q決算の数字を見る限りでは業績の最悪期は脱したのではないかと予想。
新型コロナが世界的に収束すれば、世界シェア6割を占めている当社の日焼け止め微粒子酸化チタンの需要回復により株価の上値余地は非常に大きいのではないかと予想して、1200円台後半で100株を買い直し&100株を買い増し。
その後、オミクロン株の発生により今後の見通しを少し悲観的に修正。
ハビックス(3895) 600株(@704円)
フロイント産業(6312) 600株(@662円)
丸東産業(7894) 200株(@2137円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
クレステック(7812) 400株(@1249円)
大阪ソーダ(4046) 400株 (@2464円)
ノザワ(5237) 1000株(@972円)
・食品・日用品
太陽化学(2902) 700株(@850円)
エスビー食品(2805) 100株(@3642円)
日東富士製粉(2003) 200株(@2603円)
アクシーズ(1381) 300株(@2475円)
仙波糖化工業(2916) 500株(@663円)
新日本製薬(4931) 100株(@947円)
レック(7874) 500株(@1102円)
あらた(2733) 100株(@4250円)
・不動産関連
日本管理センター(3276) 300株(@939円)
毎日コムネット(8908) 1000株(@551円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 200株(@1553円)
・小売・卸売業
三洋貿易(3176) 0株→500株(@1002円)
前に利益確定した株価水準から大きく下落して過去の安値平均PER水準になったことや、資産バリュー面でも非常に割安と思える株価水準となっていたため、500株を買い直し。
オーウイル(3143) 400株(@1028円)
ハリマ共和物産(7444) 500株(@1330円)
・陸運業
東日本旅客鉄道(9020) 100株(@7818円)
岡山県貨物運送(9063) 200株(@3044円)
ロジネットジャパン(9027) 100株(@2895円)
・建設業
オリエンタルコンサル(2498) 200株(@1986円)
【資産バリュー・配当・優待株】
ユニバーサル園芸社(6061) 100株(@1837円)
パピレス(3641) 100株(@1880円)
菱電商事(8084) 100株(@1357円)
SPK(7466) 100株(@1133円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)
エスライン(9078) 100株(@1142円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1187円)
三菱商事(8058) 300株(@2518円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
松田産業(7456) 100株(@1338円)
アサヒHD(5857) 200株(@1002円)
※購入額10万円以下の銘柄については省略。
2021年の確定損益+10,590,091円
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