読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マイナーな割安株発掘隊

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

太陽科学(2902)を分析してみました

銘柄分析

 

会社概要

 

太陽化学(2902)は乳化剤、カテキン(緑茶抽出物)、テアニン(機能性アミノ酸)等の製造販売を主力としている研究開発型の食品メーカーです。

当社は名証二部に上場しており、現在の株価は906円。1単元買うのに必要な金額は90600円になります。

 

 

事業内容 

 

 

インターフェイスソリューション事業

 

食品業界及び化粧品・トイレタリー業界向けに乳化剤、安定剤等の製造・販売を行っており、前期の売上高は約127.3億円、営業利益は約14.3億円でした。

 

ニュートリション事業

 

カテキン、テアニン、水溶性食物繊維等の機能性食品素材、ミネラル製剤、ビタミン製剤等の製造・販売を行っており、前期の売上高は約69.1億円、営業利益は約7.1億円でした。

 

 アグリフード事業

 

農産加工業界等に鶏卵加工品、たん白素材、即席食品用素材、フルーツ・農産加工品等の食品素材、品種改良剤の製造・販売 を行っており、前期の売上高は約184.1億円、営業利益は1.3億円でした。

 

 

株主優待 

 

3月末に当社の株式を1単元以上保有していれば下記の優待品(5千円相当?)が貰えます。

  f:id:wariyasukabuhakkutsu:20160110024146p:plain

優待品の詳しい内容について知りたい方は、ランダムぽてとさんのブログがお勧めです。

 

random-potato.hatenablog.com

 

 業績推移

 

         売上高     営業利益     経常利益  純利益 一株益 一株配当

 2011年3月期   33676     2068           1974          986           49.8     20特
 2012年3月期   33571     2318           2422         1297          66.0        20特
 2013年3月期   34208     2278           2745         1963          100.2         31特
 2014年3月期   36342     2017      2278         1399           71.5     22特
 2015年3月期   38242        2289        2791          1692          86.5             26特

 2016年3月期予  40200   2680           2670          2010          104.4           20特

 

 

成長性   70点

 

2002年からの会社の業績推移を見ると、ここ10年以上営業利益の数字はほとんど成長していない。ただし、2005年~2008年に掛けて業績が大きく落ち込んでおり、2009年~2015年までの業績推移では営業利益が約2倍になっている。

また、近年は乳化剤が化粧・トイレタリー用途に、カテキン・テアニンが欧米向けの飲料・サプリメント用途向けに拡大が続いており、今期の中間決算では営業利益が42.6%増と非常に好調な内容だった。

 今後の成長性については、当社は海外(特にサプリメント大国であるアメリカ)での売上が順調に伸びており、緑茶の健康成分であるカテキン・テアニンは欧米等でも注目され始めていることから、今後も海外市場での売上・利益成長が期待できるのではないかと予想する。

 

 

 割安性  85点

 

今期の予想PERは約8.7倍(出資金譲渡特益の影響を除けば約10倍)。この数字だけでも他の食品株と比較してかなり割安な水準に思えるが、今期の中間決算では営業利益が42.6%増という非常に好調な数字だったことから、期末の営業利益予想は更に上振れる可能性もあるのではないかと予想。

また、当社は約5千円相当(?)の株主優待を実施しており、配当+優待の予想利回りは約7.7%と非常に高い数字になる。

 

 

 財務健全性  90点

 

会社の時価総額約218億円に対して利益剰余金が約199億円、有利子負債は0円、PBRが約0.53倍と財務は盤石 。

また当社は、IRに決算短信が記載されている1998年から2015年まで一度も赤字に陥ったことがなく、ここ5年で利益剰余金を50億円近くも積み上げていることから、今後も資産バリュー株としての魅力はさらに増していくと考えられる。

 

 

 競争優位性  80点(?)

 

当社の主力製品である乳化剤、カテキン、テアニン等市場シェアについては明確なソースがなく不明(ネットの情報ではカテキン、テアニンについては世界シェアトップと書いてあるサイトもありました)。

 人活経営でパワーは倍増できる<世界に羽ばたく太陽化学編> - シリーズ「人... - 総務の森

ただし、当社は食品乳化剤の開発に日本で初めて成功した企業であり、これまで多くの企業に乳化剤を提供してきた実績がある為、この分野では強い競争力を持っていると予想。

カテキンについては、中国に世界最大規模の製造子会社(2500トン/年)を保有。

また、テアニンについては、wikipediaに下記のような記述も。

日本国外のサプリメントとしてのL−テアニン原料として、日本の太陽化学の製造しているサンテアニンがよく用いられる。

 

 

会社の営業利益率を見てみると、当社は研究開発型メーカーということもあり、前期の期末決算での営業利益率は約6%と他の食品会社と比較してかなり高い数字だった。

また、利益貢献が僅少のアグリフード事業(売上高184億円、営業利益1.3億円)を除外すれば、当社の営業利益率は10%以上という食品会社としては非常に高い営業利益率になる。

  

 

【注意事項】 銘柄分析に関する記述の正確性について保障はできませんのでご了承ください。また銘柄への採点は筆者の主観に基づいて行っております。投資する際はくれぐれもご自身の判断と責任でお願いします。

 

只今ブログランキングに参加中です。

応援していただければ励みになりますm(_ _)m 

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村株式長期投資 ブログランキングへ