今月の日本株市場は、5月の米雇用統計の数字が市場予想を大きく上回ったことなどを材料に月初から堅調な展開が続いていましたが、FOMC終了後にパウエル議長が新型ウイルスによる経済的打撃が長期化する見通しを示したことをきっかけに株価が急落。その後は、先進諸国で新型コロナウイルス感染に対する制限措置を緩和したことで再び新規感染者数が増加していることも懸念され一進一退の展開となりました。
月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+1.9%、TOPIXが-0.3%、JASDAQ指数が+1.3%、マザーズ指数が+3%でした。
■今月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
・サービス業
ダイオーズ(4653) 300株(@1293円)
エイジス(4659) 100株(@3025円)
日本BS放送(9414) 300株(@916円)
ケアネット(2150) 700株→500株(@746円)
先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、平均約定単価1400円台後半で200株を利益確定。
JSS(6074) 900株(@510円)
あいHD(3076) 300株(@1870円)
アドバンテッジリスクM(8769) 1300株(@969円)
日本動物高度医療センター(6039) 400株(@1746円)
ギガプライズ(3830) 100株(@803円)
ジャパンベストレスキュー (2453) 300株→0株(@534円)
先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、900円台前半で利益確定。
GCA(2174) 1000株(@612円)
エックスネット(4762) 1800株→2000株(@964円)
株価の横這いが続いたことで相対的な期待値が上昇したため、先月に続き900円台後半で200株を買い増し。
PRタイムズ(3922) 300株(@2250円)
ビジネスエンジニアリング(4828) 100株(@2016円)
ロジザード(4391) 700株 (@1187円)
はてな(3930) 400株(@1592円)
フォーバルテレコム(9445) 700株→0株(@277円)
悪材料発表前の株価水準までさらに急騰したため、平均約定単価300円台後半で利益確定。
テクノスジャパン(3666) 1000株→400株(@288円)
先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、平均約定単価700円台後半で600株を利益確定。
システム情報(3677) 200株→0株(@493円)
先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、平均約定単価1500円台前半で利益確定。
プロパティデータバンク(4389) 300株→100株(@467円)
先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したため、平均約定単価1300円台前半で200株を利益確定。
インテリジェントウェイブ(4847) 500株→400株(@408円)
先月利益確定した水準からさらに株価が上昇したため、800円台前半で100株を利益確定。
ラック (3857) 800株(@1037円)
東京日産コンピューター(3316) 1200株→600株(@571円)
当社の業績にはほとんど影響がないと思えるニュース(zoomの取り扱い開始)により株価が急騰したため、700円台前半で600株(PTS含む)を利益確定。
システムディ(3804) 700株→400株(@548円)
中間業績の大幅上方修正を発表して株価が急騰しましたが、下半期に予定していた案件の繰り上げ納品による影響がどの程度なのかわからなかったため、平均約定単価1500円台前半で300株を利益確定。
ソフトクリエイト(3371) 100株(@1429円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 400株(@1028円)
ソフトブレーン(4779) 500株(@435円)
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 1200株(@858円)
JBCCホールディングス(9889) 1000株→1200株(@1442円)
株価の低迷が続いたことで相対的な期待値が上昇したことや、当社と似たような事業を展開しているIT企業の多くがバブル的な株価水準まで値上がりしていることなどを考慮して、1500円台前半で200株を買い増し。
ちなみに、この会社の個人的な今期業績予想としては、Windows10への更新特需剥落の影響を度外視すれば営業利益ベースで前期比微減~変わらず(22~24億円)ぐらいに落ち着くのではないかと予想しています。
エイジア(2352) 700株(@1231円)
エムケイシステム(3910) 200株(@480円)
都築電気(8157) 200株→0株(@487円)
業績に関係のない理由(東証一部昇格)により株価が急騰したため、平均約定単価1600円台後半で利益確定。
プロトコーポ(4298) 800株(@860円)
アイビーシー(3920) 800株(@1222円)
パピレス(3641) 400株(@1880円)
大興電子通信 (8023) 600株→1200株(815円)
こちらもJBCCと同じくWindows10への更新特需剥落により今期の業績予想は非常に見栄えの悪い数字となりましたが、株価の低迷により相対的な期待値が上昇したため、600円台後半で600株を買い増し。
GMOペパボ(3633) 200株→0株 (@1570円)
先月利益確定した水準から更に株価が急騰したため、2900円台後半で100株を利益確定。最後の100株はガチホするつもりでしたが、明らかに割高と思える株価水準までさらに急騰したため、4300円台後半で利益確定。
・素材・製造業
信和(3447) 800株(@663円)
ウェーブロックHD(7940) 900株→600株(@672円)
株価急騰により相対的な期待値が低下したため、平均約定単価900円台前半で300株を利益確定。
テイカ(4027) 300株(1569円)
ハビックス(3895) 600株(@704円)
フロイント産業(6312) 900株(@662円)
丸東産業(7894) 200株(@2137円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
クレステック(7812) 400株(@1249円)
兼松エンジニアリング(6402) 200株(1383円)
IMV(7760) 1200株(@294円)
大阪ソーダ(4046) 200株→400株 (@2464円)
新型コロナの影響もあり今期の業績予想は減収減益となりましたが、この会社はニッチ分野でトップシェアの製品を数多く持っているため、中長期的には最高益を更新していく可能性が高いと予想。株価の低迷によりバリュエーションも割安と思える水準となっていたため、2400円台後半で200株を買い増し。
日東電工(6988) 70株(@6332円)
リヒトラブ(7975) 300株(@2148円)
ノザワ(5237) 1000株(@972円)
日本製鉄(5401) 75株(@2740円)
・食品・日用品
ピックルス(2925) 100株(@1316円)
ホクリヨウ(1384) 300株(@609円)
太陽化学(2902) 700株(@850円)
エスビー食品(2805) 300株(@3642円)
日東富士製粉(2003) 100株 (@5205円)
アクシーズ(1381) 300株(@2475円)
仙波糖化工業(2916) 500株(@663円)
新日本製薬(4931) 1200株→700株(@947円)
個人的な目標株価(予想PER20倍)水準まで株価が急騰したため、平均約定単価1700円台前半で500株を利益確定。
ハーバー研究所(4925) 50株(@4249円)
・不動産関連
日本管理センター(3276) 300株(@939円)
毎日コムネット(8908) 1000株(@551円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 400株(@1553円)
サンセイランディック(3277) 600株(@898円)
・小売・卸売業
ファンデリー(3137) 300株(@1176円)
ハリマ共和物産(7444) 500株(@1330円)
G-7HD(7508) 200株(@1655円)
ラクーン(3031) 700株→600株→1000株(@519円)
本決算発表前に800円台後半で100株を利益確定。
個人的な予想を大きく上回る非常にポジティブな内容だった前期業績&今期の業績予想を確認後、700円台後半で400株を買い直し。
物語コーポ(3097) 100株(@5956円)
・陸運業
東日本旅客鉄道(9020) 70株(@9985円)
岡山県貨物運送(9063) 300株(@3044円)
【資産バリュー・配当・優待株】
菱電商事(8084) 100株(@1357円)
片倉工業(3001) 100株(@1016円)
シミック(2309) 100株(@1357円)
ユニマット・リタイアメント(9707) 200株(@878円)
SPK(7466) 100株(@1133円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)
CASA(7196) 100株(@1148円)
エスライン(9078) 100株(@1142円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 400株(@1187円)
三菱商事(8058) 300株(@2518円)
ホンダ(4254) 100株(@3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
松田産業(7456) 200株(@1338円)
アサヒHD(5857) 100株(@2003円)
※購入額10万円以下の銘柄については省略。
その他の取引では、野村證券のIPOでコパ・コーポレーションという会社が当選。4900円台前半で利益確定しました。
今月は、本業の方で来客数が平年並みに戻り忙しくなったことや、現在の相場環境では将来性のある割安な会社を見つけようとしても無駄骨に終わる可能性が高いと感じたため、四季報最新号からの新規銘柄の発掘はあえて休止しました。
新型コロナショック前の株価指数をブレイクした場合は、空売りの買戻しにより株価指数が更に急騰するという可能性も考えられますが、自分としては現在の株式市場は楽観主義が行き過ぎている気がするので、しばらくは高水準のCPを維持しながら株価の調整局面を待つというスタンスを維持していきたいと考えています。
2020年の確定損益+10394482円