今月の日本株市場は月初に北朝鮮のミサイル問題で調整したものの、その後は堅調な相場展開.。TOPIXの月間騰落率は+3.5でした。
8・9月の私の取引としては、個人的な目標株価水準まで上昇した銘柄などを売却した一方、8月にウェーブロックHD、佐藤食品工業、研創の3銘柄を購入。9月はIT関連銘柄などを購入しました。
■8.9月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
ピックルス(2925) 1000株→1500株(@1316円)
野菜価格高騰の影響により2Q決算発表後に失望売りが出ると予想していましたが、2Q決算の営業利益が四季報予想を大きく上回る好調な内容だったため、決算発表後に500株を買い直し。
ノーリツ鋼機(7744) 2200株→1500株(@729円)
1Q決算後に株価が急騰したため、平均約定単価1400円台後半で計700株を利益確定。
1Q決算内容の感想としては、個人的に一番重要視しているテイボーの業績は期待値を少し下回る数字、ヘルスケア部門については数字だけを見れば非常に好調に思えますが、買収による業績押し上げ(当社はIFRSの適用によりのれんを償却する必要がないため、買収した会社の業績がほぼダイレクトに上乗せされます)がどの程度の数字なのか分からないため、個人的な評価は保留としています。
太陽化学(2902) 1000株(850円)
ジャストシステム(4686) 500株→200株(@840円)
非常に好調な内容だった1Q決算を確認後、今期のEPS予想を70円→80円以上に、目標株価をPER25倍→27.5倍に上方修正(目標株価を引き上げた理由は、売上が前期比30%増と予想を大きく上回る数字だったため)。
その後、目標株価水準(2200円)まで上昇したところから100株ずつ売り上がり合計300株を利益確定。
パソナグループ(2168) 100株(@663円)
ウェルネット(2428) 300株(@1296円)
日本管理センター(3276) 300株(@1233円)
シンポ(5903) 500株(@528円)
アトラ(6029) 400株(@720円)
毎日コムネット(8908) 1000株→600株(@530円)
IT関連銘柄購入により現金比率が低下したためポジション調整の売却。
インフォコム(4348) 200株(@1652円)
幼児活動研究会(2152) 500株→0株(@948円)
個人的な目標株価である予想PER15倍水準(今期のEPS予想は120円)まで上昇したところで200株を利益確定。その後、幼稚園無償化銘柄としてマネーゲーム化したため、残りの300株も一旦利益確定。
サンセイランディック(3277) 300株(@863円)
JSS(6074) 400株(391円)
日本BS放送(9414) 300株(916円)
ソフト99コーポレーション(4464) 200株(758円)
G-7ホールディングス(7508) 600株(@1223円)
日本社宅サービス(8945) 1000株(@429円)
ファンコミュニケーションズ(2461) 600株→500株(@788円)
前回利益確定した水準から20%近く株価が上昇したため、1100円台後半で100株を利益確定。
東日本旅客鉄道(9020) 50株(@9946円)
フクダ電子(6960) 70株(@7038円)
エスビー食品(2805) 95株(@6009円)
イワキポンプ(6237) 200株(@2203円)
ナガセ(9733) 200株(@4205円)
GMOペパボ(3633) 200株(@3375円)
テンポスバスターズ(2751) 200株→100株(@1914円)
1Q決算内容で主力の物販事業が20%以上の営業減益となっていたため100株を売却。
この会社については、今期はおそらく業績を下方修正する可能性が高いと思いますが、この会社の競争力の高さと中古厨房機器市場の中長期的な成長性を考慮すると、いずれは成長軌道に戻ると予想。100株を優待目的で保有しつつ、急落局面があれば買い増しを検討したいと考えています。
ウェーブロックHD(7940) 0株→600株(@1352円)
製品の競争力の高さ、ファンダメンタルズ指標の割安さ、1Q決算の進捗率の高さを評価して600株を購入。なお通期業績予想の更なる上方修正を期待して買った分(300株)については、来期の業績予想が発表される前に売却を考えています。
佐藤食品工業(2814) 0株→300株(@1387円)
1Q決算の進捗率の高さ、景気の影響を受けにくい食品株の中でも相対的に割安なバリュエーションを評価して新規に300株を投資。
研創(7939) 0株→1200株(@413円)
製品の競争力の高さ(サイン・ネーム板で国内トップシェア)、ファンダメンタルズ指標の割安さ、利幅の大きいLED内蔵品やソーラーパネル付きの製品の成長余地等を評価して新規に1200株を投資。
ファンデリー(3137) 0株→200株(@1412円)
今期の予想PERが約20倍と投資妙味のある水準まで調整していたため200株を買い直し。
NSD(9759) 0株→200株(@2040円)
豆蔵(3756) 0株→300株(@1083円)
エヌアイデイ(2349) 0株→95株(@3335円)
両毛システムズ(9692) 0株→500株(@1177円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 0株→100株(@2077円)
パイプドHD(3919) 0株→800株(@1162円)
今月、IT関連銘柄を購入した理由としては、今後、中長期的に利益成長が一番期待できる業種はどこだろうと少しマクロ的な視点で考えてみたとき、やはりサービス業と情報通信(IT関連)業は外せないという結論に至ったためです。特にIT関連銘柄については、自分のポートフォリオの中でもかなり手薄な分野だったので重点的に組み入れることにしました。
NSD、豆蔵、エヌアイデイはSI企業の中から競争力の高さ、バリュエーション面の割安さ、1Qの業績進捗率等を総合的に評価して選考。ソフトウェア開発の受託を主力としている会社は大型案件の有無により業績が上下に振れやすいため、慎重を期して分散投資しました。
両毛システムズは資産バリュー株としても非常に魅力的な水準だったためバリュエーション重視で。
エンカレッジ、パイプドHDは中長期的なストック型収益の成長を期待しての購入です。特にパイプドHDは個人的にかなり期待している銘柄なので買い付け額も大きめにしました。
日本農薬(4997) 200株(@910円)
SDSバイオテック(4952) 200株(@796円)
アルコニックス(3036) 400株→100株(@469円)
1Q決算後に株価が急上昇したため、ポジション調整の売却。
アサンテ(6073) 200株→100株(@1045円)
ポジション調整の売却。
あいHD(3076) 200株(@2184円)
京阪神ビルディング(8818) 300株(@515円)
A&T(6722) 300株(@932円)
日本SHL(4327) 100株→0株(@1120円)
前回利益確定した株価水準から更に株価が急騰したため利益確定。
マルゼン(5982) 200株→100株(1024円)
株価が急騰したためポジション調整の売却。
東北特殊鋼(5484) 100株→0株(@1303円)
株価が急騰したためポジション調整の売却。
ブロードリーフ(3637) 200株→100株(@659円)
株価が急騰したためポジション調整の売却。
第一化成(4235) 100株→0株(@743円)
株価が急騰したためポジション調整の売却。
都築電気(8157) 300株(487円)
ノザワ(5237) 600株(@1169円)
パラカ(4809) 200株→0株(@705円)
2Q決算までの進捗率を考慮すると今期の業績は会社予想まで届かない可能性が高いと予想して決算発表前に100株を利益確定。
その後、株価が更に高値を更新して個人的な目標株価(予想PER15倍)を大きく上回る水準まで上昇したため、最後の100株も利益確定。
新日鐵住金(5401) 75株(@2740円)
瑞光(6279) 35株(@4217円)
プロトコーポ(4298) 100株(@1408円)
ディーエムエス(9782) 200株(@776円)
未来工業(7931) 300株(@1373円)
【資産バリュー・配当・優待株】
ビューティガレージ(3180) 100株(@1102円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
RIZAPグループ(2928) 200株→100株(@427円)
分割権利落後に株価が急騰したため100株を利益確定。
神戸物産(3088) 100株(@2221円)
富士精工(6142) 400株(@259円)
サイボー(3123) 400株(@571円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8306) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(1102円)
三菱商事(8058) 100株(@1898円)
国際帝石(1605) 100株(@1308円)
イワブチ(5983) 70株(@4900円)
天龍製鋸(5945) 95株(@2604円)
ホンダ(4254) 100株(@3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
電業社(6365) 100株(@1801円)
松田産業(7456) 100株(@1279円)
※評価額10万円以下の銘柄については省略。
2017年の確定損益+8524557円
外国株への投資では、今月もバンガード生活必需品セクターETF(VDC)を少しだけ買い増し。また2015年に60ドル台後半で利益確定したチャイナモバイル(CHL)が50ドル台まで下落していたため少しだけ買い直しました。
来月は引き続きサービス業・情報通信業の銘柄を重点的に調べてみて、面白そうな会社が見つかれば投資を検討してみるつもりです。
また現在の相場環境は1Q業績の良かった割安株が大きく買われている状況が続いているため、1Q決算の進捗率が高く、通期業績の上方修正がまだ織り込まれてなさそうな銘柄も並行して探してみたいと思います。
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