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マイナーな割安株発掘隊

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

マルゼン(5982)を分析してみました

 

 

マルゼン(5982)は業務用厨房機器の大手メーカーです。他にベーカリ機器の製造、販売やビル賃貸事業も展開しています。

当社の主な販売先は、外食産業、福祉施設、学校、病院、スーパー、公共施設、宿泊施設等多岐にわたります。前期本決算のセグメント営業利益は厨房機器部門が約39.5億円、ベーカリー部門が約0.3億円、ビル賃貸部門が約3.9億円でした。

また7月3日に発表された今期の第1四半期決算は、約6%の増収、5.5%の営業減益となりました。

 

マルゼンの現在の株価は1149円で1単元買うのに必要な金額は約115万円になります。

また、当社は株主優待を実施しており、2月と8月末に1単元の株を保有していれば、それぞれ3千円のジェフグルメカードが貰えます。

 

               

                                                                                                                      

                       売上高    営業利益    経常利益 当期純利益 一株益  一株配当

 2011年2月期  35981     2477           2720         1430             72.8      16記
 2012年2月期  37065     3011           3268         1695             90.8      16
 2013年2月期  40478     3680           3978          2101            112.5       18
 2014年2月期  42185     3878           4171          2350            125.9     20
 2015年2月期  44258       3653         3987          2244            120.2           20

 2016年2月期予 44100  3550           3880          2200             117.8          20

 

 

 

成長性  55点

 

会社の業績を10年以上前から遡って見れば、景気による波はあるが、売上高、利益共に大きく伸ばしている。近年では2011年~2014年までは増収増益だったが、前期は消費増税や円安による原材料高の影響もあり増収減益となった。今期の会社業績予想は引き続き厳しい経営環境を予想して減収減益となっている。(四季報では増収増益の予想)

また当社が減収となったのは、過去53年間で1999年と2010年の2回だけである。

 

 

割安性  65点

 

今期の会社予想から算出した予想PERは約10倍。

成長性から考えれば現在の株価はまずまず妥当な株価水準に思えるが、資産バリュー株として見ればやや割安に感じる。

配当利回りは約1.7%と普通の水準。ただし年間6千円の優待を合算すれば2.3%になる。

 

 

 財務健全性  90点

 

会社の時価総額約210億円に対して利益剰余金は約246億円、有利子負債は15億円。

現預金も約145億円持っており財務は磐石。

 

 

競争優位性  65点   

 

当社の業務用厨房機器市場のシェアは約10%。厨房機器販売における自社製品比率は約5割と上昇傾向。

今期予想の売上高営業利益率は約8%と同業他社と比較すればまずまずの数字。

消費増税等の逆風で同業他社の多くが大幅減収となった前期の決算でも増収を確保したことなどから、競争優位性はそれなり高いと判断したい。

 

 

 管理人の雑感

 

この会社に注目した1番のポイントは、やはり財務内容の良さです。

私の資産バリュー株の投資条件(PBR1倍以下で時価総額≦利益剰余金-有利子負債)をクリアしていながら、PERも10倍以下という、なかなかの割安さだと個人的には思ってます。

ただし懸念材料を1つ挙げるとすれば、やはり今期も減益予想である点でしょうか。

当社だけではなく、同業他社の多くも2015年の決算は大幅に悪化しましたが、2期続けて減益ということになれば、これは一過性のものではなく、成長が停滞期に入ったとも考えられます。

この会社は元々控えめな決算予想を出す傾向がありますが、第1四半期決算を見た感じだと今期も増益まで持っていくのは厳しそうな感じです。

 

 

 

 

【注意事項】 銘柄分析に関する記述の正確性について保障はできませんのでご了承ください。また銘柄への採点は筆者の主観に基づいて行っております。投資する際はくれぐれもご自身の判断と責任でお願いします。

 

 

 

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