今月の日本株市場は、先月に続き海外投資家が日本株を大幅に買い越したことや、半導体市場で絶大な影響力を持つNVIDIAが予想を大きく上回る決算を発表したこと、米国株指数が堅調に推移したなどの要因により堅調な展開に。
月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+7.9%、TOPIXが+4.9%、東証小型株指数が+3.2%、グロース250指数が+8.5%でした。
■今月の取引&売買理由
・サービス業
ギガプライズ(3830) 1500株(@1104円)
セントケアHD(2374) 1000株(@650円)
ケアサービス(2425) 1800株(@759円)
ブリッジインターナショナル(7039) 600株→300株(@2127円)
9日の本決算で発表された今期業績予想の感想としては、市場予想は下回りましたが現在のバリュエーション水準を考慮すると特に悲観するような数字ではないという印象。
ただ当社の決算資料でもそれとなく言及がありましたが、今後は生成AIが当社のインサイドセールス事業を脅かす存在となる可能性を考慮すると中長期的な成長期待値については大きく低下したと感じたため、平均約定単価1500円台前半で300株を損切り。
ステップ(9795) 500株(@1815円)
要興業(6566) 1000株(@758円)
いであ(9768) 300株(1653円)
SHINKO(7120) 400株(@2042円)
バーチャレクスHD(6193) 800株→600株(@1004円)
今期業績の未達懸念がある中で決算発表前に株価が急騰したため、1200円台前半で200株を利益確定。
その後、13日の3Q決算で通期業績の大幅下方修正が発表されましたが、直後に社長が業績下方修正に関して補足説明するコラムを発表したことや、自社株買いも発表するなどの一連の対応はポジティブと評価。
残りの株をどうするかは来期の業績動向を確認してから判断したいと考えています。
リログループ(8876) 700株→1200株(@1411円)
8日に発表された3Q決算の感想としては、2Qに続き予想を下回る数字での着地となったことを考慮すると今期のEPSは110円ぐらいまで下方修正される可能性が高いと予想。また米国でリロケーション事業を展開しているSIRVA-BGRS社の優先株についても追加で減損損失を計上する可能性があると考えていますが、個人的に最も重視している福利厚生事業については引き続き好調をキープしていることを考慮すると、それほど悲観するような内容ではなかったという印象。
決算発表後の株価急落により相対的な期待値が上昇したと感じたため、平均約定単価1200円台後半で500株を買い増し。
クラウドワークス(3900) 0株→500株(@1532円)
9日に発表された1Q決算の感想としては、売上が前期比+37%、営業利益が前期比+53.6%と非常に好調な数字での着地となったことや、生成AI活用による業務自動化が驚くような成果(開発工数を99%削減、web広告ROIが237%向上、商談キャンセル数を45%削減)に繋がったことなどを考慮すると、非常にポジティブな内容だったという印象。
決算発表後に株価が急騰しましたが、当社の競争力の高さ、中長期的な成長期待値、今期業績が大幅上方修正される可能性などを考慮するとまだまだ割安なバリュエーションに思えたため、久しぶりに500株(PTSを含む)を買い直し。
東海ソフト(4430) 800株(@1101円)
アイエックス・ナレッジ(9753) 800株(1006円)
unerry(5034) 300株(@3075円)
Appier Group(4180) 700株(@1326円)
ユナイトアンドグロウ(4486) 900株(@1003円)
エイトレッド(3969) 700株(@1329円)
デジタルアーツ(2326) 300株(@4695円)
システムロケーション(2480) 500株(@1396円)
ユミルリンク(4372) 600株(@1217円)
セルシス(3663) 800株(@653円)
ブロードバンドセキュリティ(4398) 1500株(@1348円)
ビジネスブレイン太田昭和(9658) 200株(@1455円)
パワーソリューションズ(4450) 400株→600株(@2384円)
14日の本決算で発表された今期業績予想の感想としては、売上・営業利益ともに四季報予想&個人的な予想を上回るポジティブな数字だったという印象。
おそらく無配継続が嫌気されたのだと思いますが、決算発表後の株価急落により非常に魅力的なバリュエーション水準になったと感じたため、2400円台前半で200株を買い増し。
USEN-NEXT HD(9418) 100株(@2304円)
ドーン(2303) 400株(@2133円)
テクノスジャパン(3666) 2000株(@523円)
三菱総研(3636) 200株(@4110円)
ダブルスタンダード(3925) 400株(@2297円)
KSK(9687) 200株→0株(@2003円)
配当利回りは依然として魅力的な水準と考えていますが、当社の過去のPER水準や同業他社のPERと比較するとかなり割高に思える水準まで株価が急騰したため、4300円台前半で全株利益確定。
日本システムウェア(9739) 500株(@2071円)
アイティフォー(4743) 500株(@790円)
インテリジェントウェイブ(4847) 1200株→1000株(@645円)
7日に発表された2Q決算の感想としては、クラウド・セキュリティサービスの売上が急成長しておりポジティブな内容だったという印象。
ただ、その後の株価急騰により割安感は若干低下したと感じたため、1200円台後半で200株を利益確定。
システムディ(3804) 500株(@1117円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 400株(@550円)
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株→500株(@695円)
9日に発表された3Q決算の感想としては、売上・営業利益ともに予想を上回る数字での着地となり、通期業績予想&配当が大幅に上方修正されたことを考慮すると非常にポジティブな内容だったという印象。
ただ来期業績については、今期業績が良すぎた反動があるのではないかという懸念が若干あることや、毎年保守的な業績予想を出す傾向があることなどを考慮して、平均約定単価1800円台前半で200株を利益確定。
JBCCホールディングス(9889) 200株(@1459円)
プロトコーポ(4298) 400株(@964円)
大興電子通信 (8023) 2800株(@538円)
・素材・製造業
浜松ホトニクス(6965) 0株→200株(@5429円)
光検出器関連で高い技術力を持った会社。電子管、光半導体素子、画像計測機器事業が三本柱。主力製品の一つである光電子増倍管の世界シェア約90%。海外売上比率は77%。
今期業績については半導体装置・医療機器向けの需要低迷により大幅な減益予想となっていますが、当社の競争力の高さ、これまでの業績の成長実績、過去の安値平均PERを下回る水準になっていること、今後は半導体市場の回復が予想されることなどを考慮するとかなり魅力的と思える水準まで株価が下落したと感じたため新規に200株を購入。
フェローテック(6890) 300株(@2707円)
兼松エンジニアリング(6402) 600株(@1177円)
北興化学工業(4992) 800株(@954円)
SHOEI(7839) 300株(@2031円)
アライドテレシスHD(6835) 7500株(@109円)
スミダ(6817) 700株(@1303円)
グローブライド(7990) 200株(@2221円)
テイカ(4027) 900株(@1319円)
フロイント産業(6312) 600株(@662円)
シンポ(5903) 800株(@942円)
クレステック(7812) 400株(@1249円)
ノザワ(5237) 1000株(@702円)
・食品・日用品
永谷園(2899) 300株(@2094円)
東洋水産(2875) 200株(@5912円)
デルソーレ(2876) 2000株(@507円)
太陽化学(2902) 800株(@1049円)
あらた(2733) 200株(@2125円)
・不動産関連
アメイズ(6076) 1100株(@1074円)
日本システムバンク(5530) 500株(@1478円)
JPMC(3276) 300株(@939円)
毎日コムネット(8908) 2500株(@634円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 200株(@1116円)
・小売・卸売業
SPK(7466) 400株(@1773円)
DAIWA CYCLE(5888) 400株→300株(@1740円)
先月利益確定した水準からさらに株価が急騰したことや、おそらく市場のコンセンサスになっているであろう四季報の来期業績予想が少し強気すぎるのではないかという懸念を考慮して、2400円台前半で100株を利益確定。
あいHD(3076) 400株(@2308円)
エコートレーディング(7427) 800株(@1167円)
ゲオHD(2681) 500株(@1634円)
西本Wismettac(9260) 200株(@3850円)
三洋貿易(3176) 600株(@1048円)
オーウイル(3143) 700株(@1087円)
ハリマ共和物産(7444) 200株(@1330円)
・陸運業
東日本旅客鉄道(9020) 100株(@7818円)
ロジネットジャパン(9027) 100株(@2895円)
・建設業
ダイセキ環境S(1712) 1000株(@951円)
オリエンタルコンサル(2498) 200株(@2430円)
ベルテクス(5290) 400株→0株(1113円)
8日に発表された業績下方修正については、工事の進捗の遅れ、受注の期ズレが原因ということでややネガティブという印象を受けましたが、中長期的な視点で見れば特に大きな問題はないと予想。
ただその後に下方修正発表前の株価水準まで大きく戻したことや、業績を下方修正する前のEPSで計算しても過去の高値平均PERを上回る水準になっていることなどを考慮して、1700円台前半で全株利益確定。
【配当・優待株】
紀文食品(2933) 0株→300株(@1181円)
水産練り食品で国内トップシェアの会社。海外展開も積極的。
14日に発表された3Q決算の感想としては、価格改定の浸透、原材料である魚のすり身価格の鎮静化、合理化策の奏功などの理由により通期の営業利益予想が大幅に上方修正される非常にポジティブな内容だったという印象。
当社は2022年以降何度も製品の値上げを実施してきましたが、それでも売上が前期比プラスを維持していることや、バリュエーションも非常に割安と思える水準になっていることはポジティブという印象。
一方で財務体質が脆弱なことや、これまで順調に成長していた海外部門の業績が今期は低迷(処理水放出による風評被害も影響?)していること、他の食品会社と比べ社員の給料水準が相対的に低いなどの懸念材料もあるため、とりあえず優待がもらえる300株を購入。
菱電商事(8084) 100株(@1357円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
エスライン(9078) 100株(@1142円)
三井住友FG(8316) 200株(@2747円)
伊藤忠商事(8001) 200株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1187円)
三菱商事(8058) 900株(@840円)
兼松(8020) 800株(@1349円)
INPEX(1605) 400株(@1360円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
松田産業(7456) 100株(@1338円)
AREHD(5857) 200株(@1002円)
※購入額・評価額10万円以下の銘柄については省略。
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