マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2021年9月末時点)&今月の売買記録

 

今月の日本株市場は、先月末に発表された菅総理の辞任をきっかけに月初から株価指数が大きく上昇。その後、中国恒大のデフォルト懸念から株価指数が急落する局面があったものの、すぐに大きくリバウンド。しかし月末に米国での連保債務上限を巡る懸念により再び株価指数が急落する展開に。

 

 月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+4.9%、TOPIXが+3.5%、JASDAQ指数が+1.4%、マザーズ指数が-0.7%でした。

 

 

■今月の取引&売買理由

  

・サービス業

   

JSS(6074)         900株(@510円)

あいHD(3076)      200株(@1870円)

日本動物高度医療センター(6039) 300株(@1746円)

ギガプライズ(3830)    1000株→1200株(@1214円)

 

全体相場が堅調な中で株価の低迷が続いたことや、過去の安値平均PERを下回る水準になっていることを考慮して、1200円台前半で200株を買い増し。

 

スプリックス(7030)   900株→1200株(@743円)

 

3Q決算の内容としては、会社側が示唆していた通り下半期から積極的な先行投資を行ったことで営業利益の伸び(Y/Y)が大きく鈍る結果となりましたが、生徒数についてはQ/Q、Y/Yで大幅に伸びており個人的には悪くないという印象。

全体相場が堅調な中で株価の低迷が続いたことにより相対的な期待値が上昇したため、900円台前半で300株を買い直し。

 

セントケアHD(2374)  800株(@609円)

ケアサービス(2425)   1400株(@790円)

ブリッジインターナショナル(7039)  500株(@2122円)

        

情報通信業

 

イルグルム(3690) 0株→1000株(@1077円)

 

四季報最新号で見つけた会社。

当社の強みとしては、中長期的な成長が期待できそうなネット広告の効果測定サービス市場で約66%の高いシェアを持っており、売上のほとんどがストック型であること。

一方で懸念材料としては、商流プラットフォーム(EC-CUBE)事業の月次売上が6月から前期比で急減している点と、主力商品「アドエビス」のアカウント数が近年右肩下がりになっている点が挙げられますが、

商流プラットフォーム事業の低迷に関しては、新型コロナによる特需の一巡もあり短期的には当社の成長鈍化要因になりうると見ていますが、ソフトクリエイトの分析記事でも少し触れた通り、個人的にはこの事業の中長期的な業績成長はあまり期待できないと考えており、主力事業と比較すると売上規模も小さいため、中長期的な視点で見れば特に大きな問題とはならないと予想。

「アドエビス」のアカウント数の減少に関しては、決算資料を見る限りでは現在のところ会社側はアカウント数よりも顧客単価の上昇のほうを優先していると考えられ、実際に売上・利益ともに高い成長率を維持できていることや、新型コロナにより打撃を受けた企業の解約が今後ピークアウトする可能性なども考慮すると、こちらも大きな問題とはならず「アドエビス」の売上・利益は中長期的に成長していく可能性が高いと予想。

 

トータルで見れば短期的には成長鈍化のリスク要因はあると考えられるものの、この会社の競争力の高さ、中長期的な成長性、3Qまでの業績進捗率の高さなどを考慮するとかなり魅力的なバリュエーションと判断。また、積極的な先行投資の実施により営業赤字に転落した2017~18年頃の株価が1000円ぐらいで下げ止まっていることを考慮すると下値も堅いのではないかと予想して新規に1000株を購入。

 

USEN-NEXT HD(9418)  300株→200株(@2362円)

 

株価の急騰により割安感が低下したため、3600円台前半で100株を利益確定。

 

ドーン(2303)   200株(@2377円)

ソフトバンクグループ(9984)  100株(@7002円)

PRタイムズ(3922)  200株(@3215円)

ベクトル(6058)    1000株(@912円)

日本システム技術 (4323)  500株 (@1546円)

両毛システム(9691) 400株(@2007円)

システムインテグレーター(3826)  800株(@692円)

アイ・ピー・エス(4335)    900株(@928円)

ソフトクリエイト(3371)  200株→100株(@2553円)

 

株価の急騰により再びEストアーの方が魅力的なバリュエーションになったと感じたため、3400円台後半で100株を利益確定。

 

アルテリアネットワークス(4423)  500株(@1580円)

三菱総研(3636)      400株(@4110円)

ダブルスタンダード(3925)  400株(@1890円)

シグマクシス(6088)        700株→200株(@1505円)

 

株価の急騰により割安感が低下したため、平均約定単価2900円台前半で500株を利益確定。

 

KSK(9687)   500株(@2003円)

日本システムウェア(9739) 300株(@2083円)

Eストアー(4304)   700株→900株(@1729円)

 

全体相場が堅調な中で株価の低迷が続いたことにより相対的な期待値が上昇したため、1700円台前半で200株を買い増し。

 

リスクモンスター(3768)  400株(@757円)

アイティフォー(4743)    500株(@893円)

ミロク情報サービス(9928)  200株(@2072円)

フォーバルテレコム(9445)   1000株(@308円)

エックスネット(4762)         900株(@964円)

ビジネスエンジニアリング(4828) 100株(@2016円)

ロジザード(4391)   800株→900株(@1491円)

 

下値支持線まで株価が戻ってきたことや、過去の安値平均PER水準になったことを考慮して、2000円台前半で100株を買い増し。

 

インテリジェントウェイブ(4847)  2000株→2300株(@633円) 

 

全体相場が堅調な中で株価の低迷が続いたことや、過去の安値平均PERを下回る水準になっていることを考慮して、600円台前半で300株を買い増し。

 

ラック (3857)        800株(@1037円)

東京日産コンピューター(3316)  1200株(@544円)

システムディ(3804)    500株(@867円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株(@1028円)

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 1200株(@858円)

JBCCホールディングス(9889)    1500株(@1459円)

WOW WORLD(2352)     600株(@1625円)

エムケイシステム(3910)  200株(@480円)

プロトコーポ(4298)    800株→400株(@860円)

 

今期業績は若干上方修正されると予想しているものの、過去の高値平均PERを上回る水準(特別利益は度外視)まで株価が急騰したため、平均約定単価1600円台前半で400株を利益確定。

 

アイビーシー(3920)    1100株(@1164円)

大興電子通信  (8023)    2000株(@695円)

  

・素材・製造業

  

相模ゴム工業(5194)   0株→1000株(@1071円)

 

四季報最新号で見つけた会社。

当社の強み・ポジティブ要因としては、世界で初めてポリウレタン製の超極薄コンドームを発売してこの分野では世界トップシェア(ラテックス製を含めると国内3位)を持っていること、世界市場でポリウレタン製コンドームの成長余地が非常に大きいと考えられること、当社製品の評価の高さ、主力事業の利益率の高さ、1Qの好決算、過去の安値平均PERを大幅に下回るバリュエーション。

一方懸念材料としては、主力工場のあるマレーシアでデルタ株が感染爆発した影響により2Q業績が厳しい数字になりそうなことですが、個人的にはマレーシアの新規感染者数の減少&ワクチン接種率の上昇(現時点で1回目接種完了は約73%)により3Q期間中には工場の稼働率が平常時の水準まで戻ると予想(マレーシア政府の発表では接種率80%越えで工場の稼働率100%は可能とのこと)。

こちらの会社もイルグルムと同じく、短期的な業績不安要因はあると予想しているものの、中長期的な成長性を考慮すると非常に魅力的な株価水準と感じたため新規購入。

 

パラマウントベッド(7817)   300株 (@2017円)

信和(3447)    800株(@663円)

イカ(4027)    300株(@1569円)

ハビックス(3895)    600株(@704円)

フロイント産業(6312)  600株(@662円)

丸東産業(7894)     200株(@2137円)

シンポ(5903)       300株(@528円)

クレステック(7812)    400株(@1249円)

大阪ソーダ(4046)    400株 (@2464円)

リヒトラブ(7975)    300株(@2148円)

ノザワ(5237)    1000株(@972円)

 

・食品・日用品

  

ホクリヨウ(1384)    300株→0株(@609円)

 

四季報最新号で来期は再び営業利益が低迷するという予想を確認後、700円台後半で全株売却。

 

太陽化学(2902)     700株(@850円)

エスビー食品(2805)   300株→100株(@3642円)

 

1Q決算では巣ごもり特需が続いたことにより主力製品の売上は堅調だったものの、前期に大幅減少したマーケティング費用を再び積み増したことにより大幅な営業減益での着地となり、特に良くも悪くもない内容という印象。

バリュエーション面の割安感は感じるものの、今後は巣ごもり特需の剥落も懸念されるため短・中期的に業績の低迷が続くのではないかと考え、4600円台後半で200株を利益確定。

 

日東富士製粉(2003)   100株(@5205円)

アクシーズ(1381)    300株(@2475円)

仙波糖化工業(2916)   500株(@663円)

新日本製薬(4931)     100株(@947円)

レック(7874)          500株(@1102円)

あらた(2733)    100株(@4250円)

    

・不動産関連

 

日本管理センター(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)   1000株(@551円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  200株(@1553円)

     

・小売・卸売業

  

オーウイル(3143)    400株(@1028円)

ハリマ共和物産(7444)  500株(@1330円)

      

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  100株(@7818円)

岡山県貨物運送(9063)   200株(@3044円)

ロジネットジャパン(9027)  100株(@2895円)

 

・建設業 

 

オリエンタルコンサル(2498)  200株(@1986円)

 

 

【資産バリュー・配当・優待株】

  

ユニバーサル園芸社(6061)  100株(@1837円)

パピレス(3641)    100株(@1880円)

菱電商事(8084)  100株(@1357円)

SPK(7466)    100株(@1133円)

アサンテ(6073)    100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)

エスライン(9078)    100株(@1142円)

三井住友(8316)  200株(@2747円)  

三菱UFJ(8316)  1000株(@442円)

伊藤忠商事(8001)  500株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1187円)

三菱商事(8058)  300株(@2518円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

松田産業(7456) 100株(@1338円)

アサヒHD(5857) 200株(@1002円)

 

 

※購入額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

2021年の確定損益+9,039,729円

  

 

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