マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ(2019年9月末時点)&今月の売買記録

 

9月の日本株市場は、8月の米雇用統計・ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことや、香港・英国の政治情勢の緊張緩和、米中貿易協定の協議再開決定などが好感され大型株・中小型株ともに堅調な展開となりました。

月間の主な株価指数の騰落率は、日経平均が+5.1%、TOPIXが+5%、JASDAQ指数が+5.3%、マザーズ指数が+4.1%でした。

  

 

■今月の取引&売買理由

 

 

【割安株・成長株】

 

・サービス業

  

ダイオーズ(4653)     300株(@1293円)

ギガプライズ(3830)    200株(@1084円)

アトラ(6029)       400株→0株(@482円)

 

株価が急騰したため、平均約定単価400円台後半で全株売却。

 

エイジス(4659)      100株(@3025円)

フォーバル(8275)     800株→500株→700株(@846円)

 

 予想を下回る内容だった1Q決算発表前の株価水準まで上昇したため、900円台前半で300株を利益確定。

その後、9月18日に公開されたフィスコのレポートを読んでみたところ、携帯ショップ売却の影響を度外視すれば14.6%の大幅増収だったことが確認できたため、同値水準で200株を買い直し。

 

日本BS放送(9414)     300株(@916円)

ケアネット(2150)     700株→1000株(@736円)

 

9月4日に公開されたフィスコの最新レポートを読んでみて、当社の医薬営業支援サービス事業の成長性・競争力の高さを再確認できたため、600円台後半で300株を買い増し。

 

JSS(6074)         400株(@391円)

あいHD(3076)      300株(@2216円)

GCA(2174)       1200株→1500株(@699円)

 

先月に続き700円台前半で300株を買い増し。 

    

情報通信業

 

システムインテグレーター(3826) 0株→800株(@672円)

 

四季報最新号で見つけた銘柄。

1Q決算では前期比で大幅な減収減益となったことが嫌気され株価が急落しましたが、1Qが減収減益になったのは前期が上期偏重で今期が下期偏重型の業績予想になったことが理由で、今期の上期業績は当初計画を上回る見通しとIRに記載されてあったため、いずれ見直し買いが入るのではと予想して新規購入しました。

 

この会社の事業別の見通しとしては、

 ECサイト構築パッケージ事業については、前期の本決算では増収増益での着地となり、今期の1Q決算でも計画を上回る好調なスタートとなりましたが、当社のEC構築パッケージは同業他社と比べるとかなり高額であることや、近年ではより安価なパッケージ製品やクラウド型の機能性が大幅に向上していることを考慮すると、中長期的な視点で見れば右肩上がりでの成長は難しいのではと予想。

 

  SI Object Browser事業については、近年大きく成長している統合型プロジェクト管理ツールに注目しています。フィスコのレポートによれば当社のプロジェクト管理ツールは国内で唯一プロジェクトマネジメントの世界標準であるPMBOKに準拠しており、市販品での競合品はほぼ存在しないとのことなので、中長期的視点で見ても大きな成長が期待できるのではないかと考えています。

 

ERP事業については、当社のERP製品の特性や強みなどが自分には理解できなかったので長期的な見通しについてはよくわからないというのが正直なところですが、1Q決算が計画を上回る好調なスタートだったことや、ERP市場の安定した成長実績、フィスコのレポートに機能面での競争力も高いと書かれてあったことなどを考慮すると、短・中期的には成長が期待できるのではと予想。

 

 その他事業については、新規事業への先行投資により前期の期末時点で営業損失138百万円の大赤字となっていますが、プログラミングスキル判定サービスの「TOPSIC」が中長期的に大きく成長する可能性があると予想。

仮に新規事業部門が黒字化できなかったとしても、新規事業への投資額を減らすか、もしくは撤退すれば、将来的には業績の押上げ要因になるんじゃないかと見ています。

 

東京日産コンピューター(3316) 0株→1500株(@567円)

 

四季報最新号で見つけた銘柄。 

 主要顧客がシクリカル業界(自動車ディーラー、自動車部品会社)に偏っている点は少し気になりますが、好採算でストック売上比率の高い課金型マネージドサービスの成長実績や、SI企業の中で最低水準の予想PER、1Q決算で受注高・受注残高が前期比大幅増だったことなどを考慮して、新規に1500株を購入。

 

リスクモンスター(3768)   300株(@1043円)

システムディ(3804)    1000株(@548円)

ソフトクリエイト(3371)   600株(@1429円)

豆蔵(3756)     300株(@1083円)

エヌアイデイ(2349)  285株(@1112円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682)  400株(@1028円)

ソフトブレーン(4779)    500株(@435円)

日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株(@939円)

JBCCホールディングス(9889)     600株(@1124円)

エイジア(2352)       500株(@1159円)

エムケイシステム(3910)  200株(@480円)

都築電気(8157)  200株(@487円)

プロトコーポ(4298) 400株(@726円)

アイビーシー(3920)  500株(@1305円)

パピレス(3641)    300株→400株(@1880円)

 

先月に続き1800円台前半でさらに100株を買い直し。

    

・素材・製造業

 

ハビックス(3895)    600株(@704円)

フロイント産業(6312)  600株(@751円)

丸東産業(7894)     100株(@2504円)

鈴茂器工(6405)     300株(@1088円)

 シンポ(5903)       300株(@528円)

日本触媒(4114)      60株→0株(@7149円)

 

事業環境の急変や新工場の償却費負担などの影響により来期も厳しい業績予想となっていた四季報最新号を確認後、6400円で全株損切。

 

ウェーブロックHD(7940) 900株(@737円)

クレステック(7812)    400株(@1249円)

兼松エンジニアリング(6402)  200株(1383円)

ナブテスコ(6268)    200株 (@2453円)

IMV(7760)        1200株(@294円)

モリタHD(6455)     300株 (@1705円)

大阪ソーダ(4046)    200株 (@2459円)

日東電工(6988)      70株(@6332円)

リヒトラブ(7975)    300株(@2148円)

ノザワ(5237)    1000株(@972円)

日本製鉄(5401)   75株(@2740円)

瑞光(5401)     70株(@3084円)

   

・食品・日用品

  

ピックルス(2925)    200株(@1316円)

ホクリヨウ(1384)    300株(@609円)

太陽化学(2902)      700株(@850円)

エスビー食品(2805)   100株(@3005円)

日東富士製粉(2003)    100株 (@5205円)

アクシーズ(1381)     300株(@2475円)

仙波糖化工業(2916)    600株(@663円)

佐藤食品工業(2814)    200株(@1609円)

フマキラー(4998)    200株(@1238円)

  

・不動産関連

 

日本管理センター(3276)  300株(@939円)

毎日コムネット(8908)   1000株(@551円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  200株(@3105円)

サンセイランディック(3277) 600株(@898円)

 

・小売・卸売業

 

G-7ホールディングス(7508)  1400株→1200株(@2349円)

 

業務スーパーフランチャイザーである神戸物産の株価が大崩れしたことにより、この会社の株価最高値更新への期待値が少し低下したため、3100円台後半で200株を売却。 

 

神戸物産(3088)      200株(@1666円)

ハリマ共和物産(7444)  200株(@1415円)

あらた(2733)     100株(@3845円)

  

 ・陸運業

 

東日本旅客鉄道(9020)  70株(@9985円)

ロジネットジャパン(9027) 200株(@1616円)

岡山県貨物運送(9063)   150株(@3010円)

  

 

【資産バリュー・配当・優待株】

 

SPK(7466)   100株(@2265円)

ニイタカ(4465)  100株(@1375円)

スターゼン(8043)    100株(@3630円)

KDDI(9433)     100株(@2636円)

アサンテ(6073)     100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)

CASA(7196)      100株(@1148円)

エスライン(9078)    100株(@1142円)

三井住友(8316)  200株(@2747円)  

三菱UFJ(8316)  1000株(@442円)

伊藤忠商事(8001)  500株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1102円)

三菱商事(8058)  300株(@2518円)

国際帝石(1605)  100株→0株(@1308円)

 

サウジの石油施設が攻撃を受けたというニュースにより株価が急騰したため、1000円台後半で最後の100株を損切。

 

ホンダ(4254)  100株(@3854円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

電業社(6365) 100株(@1801円)

松田産業(7456) 200株(@1338円)

アサヒHD(5857) 100株(@2003円)

レック(7874) 100株(@1173円)

 

 

※評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

2019年の確定損益+3874803円

 

 

その他の取引では、前々から中国経済が大きく落ち込んだ時に仕込んでおきたいと考えていたisMSCIチャイナという中国株ETFを約20万円打診買いしてみました。

中国経済が今後どうなるかについては私には全くわかりませんが、こちらのETFはテンセントやアリババなどのIT関連企業の組み入れ比率が高いため、長期的な視点で見れば大きな成長が期待できるのではないかと予想。今後も大きく下落する局面があれば少しずつ買い増していきたいと考えています。

  

 

日本株ポートフォリオ調整では、今月はJASDAQTOPIX指数が200日移動平均線を明確に突破して25~200日移動平均線も横ばい以上に回復したため、久しぶりに投資スタンスを強気に転換。比較的事業環境が良好なサービス業・IT関連業を大幅に買い越しました。

来月はいよいよ消費増税が実施されるということで株式市場で景気減速への警戒感が台頭する可能性も考えられますが、自分としてはTOPIXJASDAQ指数の200日移動平均線が下値支持線として機能するかに注目して、両指数ともに200日移動平均線より上で推移する展開が続くなら、今後も強気スタンスを維持していきたいと考えています。

 

  

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