今月の日本株市場は、月前半は米朝首脳会談実施による地政学リスク後退が好感され堅調な展開でしたが、その後、米国発の貿易摩擦問題の深刻化懸念により軟調な展開となりました。
また日本の中小型株市場では、6月19日に新規上場したメルカリに個人投資家の資金が集中。その後、メルカリの株価急落により投資家のセンチメントが悪化したことで、個人投資家に人気のあった銘柄の多くが急落する展開となりました。
月間の株価指数の騰落率は、TOPIXが-0.9%、東証二部指数が+1.3%、マザーズ指数が-4 %、JASDAQ平均が-2%でした。
■6月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
ピックルス(2925) 1000株→700株(@1316円)
4月、5月に白菜価格が大幅に値下がりしたという一過性のポジティブ要因により株価が大きく上昇したため、2200円台後半で300株を利益確定。
ホクリヨウ(1384) 300株(@1406円)
ハビックス(3895) 900株(@987円)
フロイント産業(6312) 400株(@926円)
ハリマ共和物産(7444) 200株(@2384円)
太陽化学(2902) 700株(@850円)
ジャストシステム(4648) 200株(@840円)
日本管理センター(3276) 300株(@1233円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
アトラ(6029) 400株→1200株(@709円)
700円台前半で400株を買い直し、600円台後半で更に400株を買い増し。
株価急落の原因となった1Q決算については、主力のEC事業が好調で営業利益の数字は個人的な予想を上回りましたが、ほねつぎチェーンの加盟院、HONEY-STYLEの利用院が共に減少に転じるなど中長期的な成長にやや懸念の残る決算内容でした。
ただその後、これまで約半年間音沙汰がなかったほねつぎ新規開店のプレスリリースが5月に2店、6月に1店あったことはポジティブ材料と評価。この会社の主力であるEC事業の競争力・成長実績なども考慮すると、予想PER20倍以下なら十分投資妙味のある株価水準ではないかと予想しました。
毎日コムネット(8908) 600株@828円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 100株(@4480円)
パピレス(3641) 300株(1995円)
サンセイランディック(3277) 600株(@898円)
JSS(6074) 400株(@391円)
日本BS放送(9414) 300株(@916円)
G-7ホールディングス(7508) 600株(@1404円)
神戸物産(3088) 200株(@3331円)
日本社宅サービス(8945) 1000株(@429円)
東日本旅客鉄道(9020) 70株(@9985円)
フクダ電子(6960) 70株(7038円)
エスビー食品(2805) 50株(6009円)
ナガセ(9733) 100株(4205円)
GMOペパボ(3633) 200株(3375円)
ウェーブロックHD(7904) 900株→1000株(@1298円)
1000円台後半で100株を買い直し。
この会社については、フェンダメンタルズ指標が割安で製品の競争力も高いと思っていますが、中長期的な成長性にはあまり自信はないので、中長期保有目的での買い増しはこれでラストにするつもりです。
研創(7939) 700株(413円)
クレステック(7812) 400株→600株(@1249円)
8月の本決算発表を待ってから買い増しの判断をすべきか迷いましたが、一過性の費用(保証費用53百万円)計上により今期の営業利益が押し下げられたことを考慮すると、来期の業績予想は見栄えの良い数字が期待できるのではと考え、1200円台前半で200株を買い増し。
NSD(9759) 200株(@2040円)
豆蔵(3756) 300株(@1083円)
エヌアイデイ(2349) 95株(@3335円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 600株(@1002円)
パイプドHD(3919) 800株(@1105円)
ソフトブレーン(4779) 1200株→800株(@442円)
先月利益確定した水準から更に株価が急騰したため、平均約定単価600円台前半で400株を利益確定。
データ・アプリケーション(3848) 400株(@2030円)
ラック(3857) 200株(@1446円)
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 0株→500株(@1163円)
四季報最新号から見つけた銘柄。
駐輪場管理システムというユニークなビジネスモデルが少し気になったのでフィスコの銘柄レポート
http://www.ncd.co.jp/wp-content/uploads/2018/06/fiscoreport-20180622.pdf
を読んでみたところ、非常に将来性のある会社だと感じたため、500株を打診買いしました。
事業別の感想としては、
システム開発・サポートサービス事業については、フィスコのレポートによれば優良顧客との継続取引が多いとのことなので、今後も安定した業績成長に期待。
駐輪場管理システム事業については、数多くの自治体から指定管理者に選定されている実績があり、電磁ロック式駐輪場設置台数の市場シェアはトップとなっており、今後の伸びしろも大きいと感じました。また、管理現場数・台数の積み上げに伴い安定した業績成長が期待できるストック型ビジネスの性質を持っていることも自分の購入判断の決め手になりました。
一方、今回打診買いに留めた理由については、前期に大型案件を獲得した反動により駐輪場管理システム事業の業績が一時的に伸び悩む可能性や、テクニカル的に見てチャートがかなり悪い形になっていたことを考慮したため。
今後さらに買増しするかは、今後の四半期決算の業績を確認してから判断したいと考えています。
JBCCホールディングス(9889) 400株(1042円)
ケアネット(2150) 700株(@820円)
エイジア(2352) 200株(@1258円)
エムケイシステム(3910) 200株(@1126円)
兼松エンジニアリング(6402) 200株(1383円)
スターゼン(8043) 170株(@5480円)
リヒトラブ(7975) 300株(@2148円)
SDSバイオテック(4952) 200株(796円)
あいHD(3076) 200株(2184円)
A&T(6722) 300株(932円)
都築電気(8157) 200株(487円)
ノザワ(5237) 1000株(@1270円)
新日本製鐵(5401) 75株(2740円)
瑞光(5401) 35株(4217円)
プロトコーポ(4298) 100株→300株(1452円)
1400円台後半で200株を買い増し。
四季報最新号に書いてあった規模より収益性を重視へ転換という経営スタンスが今後も続くなら株価の上昇余地は大きいと予想しました。
【資産バリュー・配当・優待株】
KDDI(9433) 100株(@2636円)
テンポスHD(2751) 100株(@1914円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
第一希元素化学工業(4082) 100株(@1243円)
富士精工(6142) 400株(@259円)
サイボー(3123) 400株(@571円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1102円)
三菱商事(8058) 100株(@1898円)
国際帝石(1605) 100株(1308円)
イワブチ(5983) 50株(@4900円)
天龍製鋸(5945) 60株(@2604円)
ホンダ(4254) 100株(3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
電業社(6365) 100株(@1801円)
松田産業(7456) 100株(@1279円)
※評価額10万円以下の銘柄については省略。
2018年の確定損益+4253023円
今月は中小型株指数の急落があったものの、買いたい思える水準まで調整した監視銘柄はほとんどなく、PFの微調整に終始しました。
来月は、とりあえずまだ半分までしか読んでいない四季報最新号の読了を目標に。そして、これから本格化する企業の1Q決算内容を精査した後で本格的なPF調整を進めていきたいと思います。
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