マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ&今月の売買記録(2018年4月末時点)

 

 

今月の日本株市場は、朝鮮半島地政学リスクの後退や、米中貿易戦争回避への期待感からリスクオンの円安株高が進行。日経平均TOPIX共に堅調な展開でした。一方で中小型株から大型株に資金がシフトした影響もあり、中小型株指数は軟調な展開でした。

月間の株価指数の騰落率は、TOPIXが+3.6%、東証二部指数が-2.3%、マザーズ指数が-5.3 %、JASDAQ平均が-1%でした。

 

 

■4月の取引&売買理由

 

 

【割安株・成長株】

 

ピックルス(2925)    1000株(@1316円)

ホクリヨウ(1384)    300株(@1406円)

ハビックス(3895)    900株(@987円) 

フロイント産業(6312)  0株→400株(@926円)

 

四季報最新号から見つけた会社。その後、アナリストレポートを読み投資を決めました。

 

↓はその後アップデートされた最新のレポート

http://www.freund.co.jp/ir/news/docs/doc_Bell_IRreport_4qfy201802_jpn.pdf

 

この会社の主力事業である医薬品製剤器械事業については、ジェネリック医薬品メーカーの設備投資ブーム終焉と今年4月に実施される薬価改定の影響により、今期は大きく落ち込むと予想。ただ長期的な視点で見れば非常に将来性の有る会社だと感じました。

 

この会社の今後の株価予想としては、短期的には業績下振れにより急落する可能性が高いと思っていますが、5~10年のスパンで見れば2000円以上はまず間違いなく行くだろうと想定。

業績失望による投げ売りが出て、ある程度悪材料が出尽くしたと判断できれば積極的に買い増していきたいと考えています。 

   

ハリマ共和物産(7444)  0株→200株(@2384円)

 

割安なバリュエーション(四季報予想PER8.8倍、PBR0.78倍)、主要顧客であるドラッグストア市場の成長性を評価して新規に200株を購入。

 

太陽化学(2902)       700株(@850円)

ジャストシステム(4648)   200株(@840円)

日本管理センター(3276)  300株(@1233円)

シンポ(5903)       300株(@528円)

アトラ(6029)        800株→400株(@744円)

 

個人的な目標株価(予想PER30倍)を上回る水準まで急騰したため、平均約定単価1100円台後半で400株を利益確定。

 

毎日コムネット(8908)    200株→600株@828円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  200株→100株(@4480円)

 

株価が急騰したジェイ・エス・ビーを6600円台後半で利益確定後、株価の下落でバリュエーションがより割安になった同業の毎日コムネットを買い直し。

  

パピレス(3641)       300株(1995円)

サンセイランディック(3277) 600株(@898円)

JSS(6074)         400株(@391円)

日本BS放送(9414)     300株(@916円)

G-7ホールディングス(7508) 600株(@1404円)

神戸物産(3088)       200株(@3331円)

日本社宅サービス(8945)  1000株(@429円) 

東日本旅客鉄道(9020)  70株(@9985円)

フクダ電子(6960)    70株(7038円)

エスビー食品(2805)   65株→50株(6009円)

 

11000円台前半で15株を利益確定。

売却資金でスパイス製品世界シェアトップのマコーミック(米)を買い増しました。

 

イワキポンプ(6237)   100株(@2203円)

ナガセ(9733)     200株(4205円)

GMOペパボ(3633)  200株(3375円)

ウェーブロックHD(7904) 1000株(@1337円)

佐藤食品工業(2814) 300株→100株(@1387円)

 

個人的な目標株価である予想PER15倍(今期のEPS予想は150円)まで上昇したため、平均約定単価2300円台前半で200株を利益確定。

 

研創(7939)    1200株(413円)

ファンデリー(3137)  200株→0株(@1412円)

 

個人的な目標株価の上限値である予想PER30倍水準まで急騰したため、2100円台後半で全株利益確定。

 

NSD(9759)   200株(@2040円)

豆蔵(3756)    300株(@1083円)

エヌアイデイ(2349)  95株(@3335円)

エンカレッジ・テクノロジ(3682) 600株(@1002円)

パイプドHD(3919) 400株→600株(@1136円)

 

本決算発表後に株価が暴落したため、1000円台後半で200株を買い直し。

株価暴落の原因となった今期の減益予想については、人材への先行投資(95人を新規採用して6ヶ月の研修)という理由がはっきりとしているため、個人的にはそれほど悲観はしていません。

引き続き利益貢献度の大きい「スパイラル」のアカウント数が右肩上がりで成長していくかに注目して保有していくつもりです。

  

ソフトブレーン(4779)  1800株(@442円)

データ・アプリケーション(3848)  0株→100株(@1975円)

 

主力製品の競争力の高さ(EDIミドルウェアで市場シェア38%)、バリュエーション(今期の個人的な予想PERは11~12倍)の割安さ、ストック型収益(メンテナンス売上)のこれまでの成長実績を評価して新規に100株を購入。

この会社は毎年保守的な決算予想を出す傾向があるので、とりあえず今回は100株だけの打診買いにしましたが、5月11日発表予定の本決算を波乱無く通過してくれれば買い増しを検討してみるつもりです。

 

JBCCホールディングス(9889) 400株(1042円)

ケアネット(2150)     700株(@820円)

エイジア(2352)     200株(@1258円)

エムケイシステム(3910)  200株(@1126円)

兼松エンジニアリング(6402)  200株(1383円)

スターゼン(8043)    170株(@5480円)

リヒトラブ(7975)    300株(@2148円)

SDSバイオテック(4952) 200株(796円)

あいHD(3076)   200株(2184円)

京阪神ビルディング(8818)  300株→100株(@515円)

 

個人的な目標株価の上限値である予想PER15倍水準まで上昇したため、900円台前半で200株を利益確定。残り100株は優待目的で保有継続。

 

A&T(6722)  300株(932円)

都築電気(8157) 200株(487円)

ノザワ(5237)  800株(@1243円)

新日本製鐵(5401)  75株(2740円)

瑞光(5401)  35株(4217円)

プロトコーポ(4298) 100株(1408円)

 

 

【資産バリュー・配当・優待株】

 

JT(2914)    100株→0株(@3158円)

 

フィリップモリスの1Q決算内容を確認後、2800円台後半で全株損切り。その後、株価が暴落して悪材料がある程度出尽くした(?)と思われる、フィリップモリスに乗り換えました。

JTについては、短・中期的には国内タバコ事業の減退と海外タバコ事業の成長とで綱引き状態が続くものの、長期的には海外市場とプルームテックの成長力に引っ張られる形で業績が成長軌道に戻ると予想。ただ世界市場でタバコ出荷量が大きく落ち込んだフィリップ・モリスの1Q決算内容をみる限りでは、明日のJTの1Q決算は自分が想定していたよりもネガティブな内容になるんじゃないかと考え、一旦撤退することにしました。

 

KDDI(9433)   100株(@2636円)

テンポスHD(2751) 100株(@1914円)

アサンテ(6073)     100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

第一希元素化学工業(4082) 100株(@1243円)

グローブライド(7990)  0株→100株(@2604円)

 

日経マネー5月号から見つけた銘柄。

世界トップシェアを誇っている釣り用品の国内市場規模が5年連続で拡大していることを知り、とりあえず優待が貰える100株だけ打診買いしました。

 

ロングライフHD(4355) 0株→100株(@446円)

 

四季報最新号からピックアップして調べてみた銘柄の一つ。

成長性に難ありと判断して本格的な投資は見送りましたが、優待(2160円相当のレトルトカレー)が魅力的だったので100株だけ購入しました。

 

富士精工(6142)   400株(@259円)

サイボー(3123)  400株(@571円)

三井住友(8316)  200株(@2747円)  

三菱UFJ(8316)  1000株(@442円)

伊藤忠商事(8001)  500株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1102円)

三菱商事(8058) 100株(@1898円)

国際帝石(1605)  100株(1308円)

イワブチ(5983) 50株(@4900円)

天龍製鋸(5945) 60株(@2604円)

ホンダ(4254)  100株(3854円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

電業社(6365) 100株(@1801円)

松田産業(7456) 100株(@1279円)

 

※評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

 

2018年の確定損益+3291062円 

  

 

米国株の投資では、VTIを約1000ドル、エクソンモービルを約1500ドル、、マコーミックを約1000ドル、フィリップモリスを約2000ドル購入しました。

それぞれの購入理由としては、

エクソンモービルは、最近、原油価格の上昇に悪影響を受ける銘柄への投資が続いていたため、原油価格上昇に対してのヘッジ目的での買い増し。

マコーミックは、同じスパイス事業を展開しているエスビー食品からの乗り換えで買い増し。

フィリップモリスは、同じタバコ事業を主力としているJTからの乗り換えで新規購入しました。

 

 

来月の投資スタンス

 

来月は企業の本決算発表がピークを迎えるので、保有銘柄・監視銘柄の決算内容をしっかりとチェックして、場合によっては銘柄の入れ替え等を行っていくつもりです。

 

また、マクロな視点では、米中の貿易戦争問題に注目しています。

現在のところ、米中で貿易戦争回避に向けた話し合いが続けられていますが、もし話し合いが決裂して実際に制裁が発動された場合、全体相場のトレンドを変えるレベルの悪材料だと思っているので、この問題がどのような形で決着するかをしっかり見ていきたいと思います。

 

 

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