今月の日本株市場は月初から全体相場が急落。その後、月末に掛け大きく戻したものの、月間の株価指数の騰落率は、TOPIXが-3.7%、東証二部指数が-1.9%、マザーズ指数が-5.7 %、JASDAQ平均が-2.1%でした。
■2月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
ピックルス(2925) 1000株(@1316円)
ホクリヨウ(1384) 0株→300株(@1406円)
当社の主力事業である鶏卵市場は、今後も大手による寡占化が進むと予想。当社の基本戦略としている中小の鶏卵業者買収によるエリア拡大により、人口の多い関東圏まで進出できれば売上の成長余地は大きいと考え、全体相場が急落した局面で新規に300株を投資しました。
バリュエーション面の評価としては、今期は7ヶ月の変則決算となっていますが、12ヶ月決算であればおそらく予想PERは10倍そこそこと割安な水準。ただしこの会社の業績は、不安定な飼料価格と鶏卵価格の動向に大きな影響を受けてしまうため、安定した利益成長は難しいと予想しています。
この銘柄に対しての投資スタンスとしては、とりあえず業績が悪化したとしても慌てて全部売却することはせず、長期的な視点で一株利益が成長していくかを見ていきたいと思います。
太陽化学(2902) 700株(@850円)
ジャストシステム(4648) 200株(840円)
日本管理センター(3276) 300株(@1233円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
アトラ(6029) 400株→800株(@744円)
本決算の内容を確認後、株価が700円台後半まで戻ってきたところで400株を買い増し。
この会社に新規投資したときの記事では、当社がフランチャイズ展開している「ほねつぎ」が新規開店したときに計上する売上(フロー型収入)の構成比が大きいため、安定した業績成長が期待しにくい点を懸念材料として挙げました。しかしその後、クローズドからオープン化したECサイトが主力事業に成長。また、ほねつぎのFCロイヤリティーや、アトラ請求サービス、HONEY-STYLEなどのストック型収益の性質が強い事業も順調に伸びていることから、当時と比べ安定的な売上・利益成長が見込める会社になったと判断。買い増しを決めました。
この会社のとりあえずの目標株価としては、ビジネスモデル(ニッチな分野に特化したECサイト)が似ているビューティーガレージ(3180)と同水準の予想PER30倍ぐらいを想定しています。
毎日コムネット(8908) 200株(@530円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 200株(@4480円)
パピレス(3641) 200株→400株(1995円)
3Q決算発表後、1500円台後半まで株価が急落したところで200株を買い増し。
3Q決算については、広告の費用対効果が想定以下で、先行投資費やその他のコストも膨らむなどネガティブな内容と評価。ただ個人的には市場の悲観はやや行き過ぎではないかと思っています。
以下、ビジネスモデルが一番似ている同業のビーグリー(3981)との比較。
ビーグリーの本決算の内容は、広告費を前期比約2億円減らしているにもかかわらず売上が前期比7.6%増、営業利益が43%増。一方のパピレスは、3Q決算までに広告費を前期比10億円積み増した結果、売上が18.5%増、営業利益が29.7%減という内容でした。
※ビジネスモデルの優位性については、特にどちらか一方が優れているとは思えなかったので同程度で想定しています。
これらの情報を元にパピレスの業績を検証してみると、今期の業績については下方修正される可能性が高いものの、コストコントロール次第ではPER10倍以下になる数字(一株利益160円以上)を出すことは可能だったと推測。来季以降、パピレスの経営陣が利益率をある程度重視する方向に舵を切る局面があれば、株価の上昇余地は大きいと予想しました。
サンセイランディック(3277) 600株(@898円)
JSS(6074) 400株(@391円)
日本BS放送(9414) 300株(@916円)
G-7ホールディングス(7508) 500株(@1223円)
神戸物産(3088) 200株(@3331円)
日本社宅サービス(8945) 1000株(@429円)
東日本旅客鉄道(9020) 50株→70株(@9985円)
株価が10000円台前半まで調整したところで20株を買い増し。
この会社については、株価が大きく調整したところを買っていけば長期的にまず負けることはないだろうと思っているので、今後も調整局面でCPに余裕があれば買い増しを継続するつもりです。
フクダ電子(6960) 70株(7038円)
エスビー食品(2805) 65株(6009円)
イワキポンプ(6237) 100株(@2203円)
ナガセ(9733) 200株(4205円)
GMOペパボ(3633) 200株(3375円)
ウェーブロックHD(7904) 1200株(@1337円)
佐藤食品工業(2814) 300株(@1387円)
研創(7939) 1200株(413円)
ファンデリー(3137) 200株(@1412円)
NSD(9759) 200株(@2040円)
豆蔵(3756) 300株(@1083円)
エヌアイデイ(2349) 95株(@3335円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 300株(@2004円)
パイプドHD(3919) 800株→500株(@1162円)
株価の上昇により割安感が薄れたため、平均約定単価1500円台前半で300株を利益確定。
JBCCホールディングス(9889) 300株(1043円)
ケアネット(2150) 700株(@820円)
シノブフーズ(2903) 1000株 (@765円)
エイジア(2352) 100株→200株(@1258円)
先月利益確定した100株を1300円台前半で買い戻し。
エムケイシステム(3910) 100株(@2252円)
兼松エンジニアリング(6402) 200株(1383円)
スターゼン(8043) 170株(@5480円)
リヒトラブ(7975) 300株(@2148円)
SDSバイオテック(4952) 200株(796円)
あいHD(3076) 200株(2184円)
京阪神ビルディング(8818) 300株(@515円)
A&T(6722) 300株(932円)
都築電気(8157) 200株(487円)
ノザワ(5237) 800株(@1243円)
新日本製鐵(5401) 75株(2740円)
瑞光(5401) 35株(4217円)
プロトコーポ(4298) 100株(1408円)
【資産バリュー・配当・優待株】
JT(2914) 0株→100株(@3158円)
KDDI(9433) 0株→100株(@2636円)
配当+優待目的でそれぞれ100株ずつ新規投資。
チャート的にはどちらも下値支持線を突き抜けた形となっていますが、両社とも長期的に安定したキャッシュを稼げる会社と予想。株価が更に突っ込むようなら買い増しを検討するつもりです。
ビューティーガレージ(3180) 100株(@1102円)
テンポスバスターズ(2751) 100株(@1914円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@111円)
九州リース(8596) 0株→100株(@821円)
株主優待(クオカード1000円)目的で100株を購入。
富士精工(6142) 400株(@259円)
マルゼン(5982) 100株→0株(@1024円)
株価上昇で資産バリュー株としての割安感が無くなったため、2500円台後半で最後の100株を利益確定。
サイボー(3123) 400株(@571円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1102円)
三菱商事(8058) 100株(@1898円)
国際帝石(1605) 100株(1308円)
イワブチ(5983) 50株(@4900円)
天龍製鋸(5945) 60株(@2604円)
ホンダ(4254) 100株(3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
電業社(6365) 100株(@1801円)
松田産業(7456) 100株(@1279円)
※評価額10万円以下の銘柄については省略。
2018年の確定損益+1967224円
米国株の取引では、全体相場が急落した局面でETFのVTIとIVVにそれぞれ約2000ドル新規に投資。また個別銘柄では、アルファベットを約1000ドル買い増しました。
VTIとIVVへの投資を決めた理由については、自分の米国株のパフォーマンスがS&P500指数にボロ負けしていることに改めて気がついたことが切っ掛けでした(^^;
いまさらですが、やはりバフェットの言うとおり、米国の全体相場に連動するETFへ投資することが最善策だったかなと考えるようになりました。
そういうわけなので、今後は米国株への投資方針を少し変え、新たに米国株を買い増しするときは、個別銘柄と全体相場に連動するETFへの比率を50/50ぐらいにして、なるだけS&P500指数に連動するようなポートフォリオを目指してみようと思います。
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