今月の日本株市場は、月前半は大型・小型株指数が共に堅調な展開でしたが、おそらく多くの市場参加者が注目していたであろうTOPIX・JASDAQ指数の上値抵抗ライン(これまでの下値抵抗ラインと、下向きの25日移動平均線が重なるところ)まで戻したところで反落。その後、月後半に再び上値抵抗ラインまで戻す展開となりました。
月間の株価指数の騰落率は、TOPIXが+1.3%、東証二部指数が+1.1%、マザーズ指数が+11.4 %、JASDAQ平均が+0.4%でした。
■11月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
ピックルス(2925) 200株(@1316円)
ホクリヨウ(1384) 300株(@1406円)
ハビックス(3895) 900株(@987円)
フロイント産業(6312) 900株(@900円)
丸東産業(7894) 100株(@2504円)
鈴茂器工(6405) 0株→400株(@1148円)
中間決算&通期業績の下方修正発表後に株価が暴落していたところで久しぶりに400株を買い直し。
今期の業績については、主要顧客である回転寿司チェーンの新規出店が想定よりも落ち込んだことや、新製品の販売時期が来年度にずれ込んだことなどの影響により、売上・営業利益が共に予想を大きく下回る内容でした。
この会社の中長期的な見通しとしては、国内市場の成長性にはやや懸念が残りますが、寿司ロボット市場で圧倒的シェアを誇る当社の競争力を考慮すると、リプレース需要は今後も着実に取り込めると予想。海外市場については、まだまだ非常に大きな成長余地があると考えています。
また、時価総額がネットネットバリューを下回っている状態にあることから、資産バリュー株として見ても非常に魅力的な水準と思っています。
ハリマ共和物産(7444) 200株(@2384円)
太陽化学(2902) 700株(@850円)
ジャストシステム(4648) 200株(@840円)
日本管理センター(3276) 300株(@1233円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
アトラ(6029) 400株(@709円)
毎日コムネット(8908) 800株(@827円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 300株→200株(@4423円)
株価の急騰&JASDAQ指数が上値抵抗ラインである160ポイント近くまで戻していたため、短期保有目的の100株を4600円台後半で利益確定。
ギガプライズ(3830) 300株(@1128円)
サンセイランディック(3277) 600株(@898円)
JSS(6074) 400株(@391円)
日本BS放送(9414) 300株(@916円)
G-7ホールディングス(7508) 600株→800株(@1687円)
業務スーパーのフランチャイザーである神戸物産の株価が10月の月次売上発表後に急騰したのを見て、出遅れ感のある当社の株を2500円台前半で200株買い増し。
10月31日に発表された中間決算の内容については、出店計画の大幅未達により売上は予想を下回る数字でしたが、主力事業である業務スーパーの既存店月次売上が前期比プラスを維持しており、営業利益も予想を上回る数字だったため、ポジティブと評価しています。
神戸物産(3088) 400株→300株(@1666円)
3400円台前半で100株を利益確定、同時にバリュエーションがより魅力的と思えるG-7ホールディングスに乗り換え。
日本社宅サービス(8945) 1000株(@429円)
東日本旅客鉄道(9020) 70株(@9985円)
フクダ電子(6960) 70株(7038円)
エスビー食品(2805) 100株(3005円)
GMOペパボ(3633) 100株(3375円)
ウェーブロックHD(7904) 900株(@1298円)
研創(7939) 700株(413円)
クレステック(7812) 600株(@1249円)
NSD(9759) 200株(@2040円)
豆蔵(3756) 300株(@1083円)
エヌアイデイ(2349) 95株(@3335円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 400株→300株(@1002円)
中間決算発表後に1700円台前半で100株を利益確定。
中間業績については、売上・営業利益が共に予想を大きく上回る非常にポジティブな内容と評価。ただ、10月29日に中間業績の上方修正が出た時点で自分の中では好決算が織り込み済みだったのと、採用費等の発生が下半期にずれ込んだ影響を考慮すると、市場の期待は短期的にやや行き過ぎではと感じたため100株だけ売却しました。
パイプドHD(3919) 500株(@1105円)
ソフトブレーン(4779) 800株→500株(@435円)
再び目標株価水準まで株価が急騰したため、前に買い直した300株を580円台後半で利益確定。
データ・アプリケーション(3848) 100株(@2030円)
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 800株(@1099円)
JBCCホールディングス(9889) 800株→700株(1124円)
株価の上昇により割安感が若干薄れたため、1600円台後半で100株だけ利益確定。
ケアネット(2150) 700株→300株→400株(@843円)
当社の業績にはあまり関係のない理由(資本業務提携しているサンバイオの細胞治療薬が治験2相で主要評価項目を達成)により株価が急騰したため、1300円台前半で400株を利益確定。
その後、900円台前半まで株価が戻ってきたところで100株を買い直し。
エイジア(2352) 200株(@1258円)
エムケイシステム(3910) 200株(@1126円)
兼松エンジニアリング(6402) 200株(1383円)
日東富士製粉(2003) 400株(短期) (@5205円)
アクシーズ(1381) 200株(@2807円)
森永乳業(2264) 100株(@2902円)
佐藤食品工業(2814) 300株(@1609円)
ナブテスコ(6268) 200株 (@2453円)
IMV(7760) 1200株→1600株(@396円)
本決算発表前に360円台後半で400株を買い増し。
本決算で発表された来期業績予想は、売上・営業利益が共に四季報予想を上回っていたため、ポジティブな内容と評価。
ただ、短期的な好業績よりも今後の景気後退の方を懸念されたためか、株価の方は無反応でした(^^;)
日東電工(6988) 50株→70株(@6591円)
予想を下回る中間決算を発表後に株価が急落したため、6000円台前半で20株を買い増し。
この銘柄はシクリカル色が強いため業績動向についてはあまり気にせず、過去の株価水準などを目安に今後も投資判断を行っていくつもりです。
リヒトラブ(7975) 300株(@2148円)
あいHD(3076) 300株(2216円)
都築電気(8157) 200株(487円)
ノザワ(5237) 1000株(@1270円)
新日本製鐵(5401) 75株(2740円)
瑞光(5401) 35株(4217円)
プロトコーポ(4298) 300株(1452円)
【資産バリュー・配当・優待株】
フマキラー(4998) 0株→100株(@1563円)
今期の業績については国内・海外の天候不順等の影響により大幅下方修正となりましたが、一過性のマイナス要因を度外視して、この会社の競争力や中長期的な成長性なども考慮するとかなり割安な水準になったと感じたため、とりあえず優待がもらえる1単元を打診買い。
現在の株価水準から更に大きく下落してくれる局面があれば買い増しを検討したいと考えています。
スターゼン(8043) 100株(@4967円)
パピレス(3641) 100株(@1995円)
KDDI(9433) 100株(@2636円)
テンポスHD(2751) 100株(@1914円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
第一希元素化学工業(4082) 100株(@1243円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)
CASA(7196) 100株(@1148円)
エスライン(9078) 100株(@1142円)
富士精工(6142) 80株(@1295円)
サイボー(3123) 400株(@571円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1102円)
三菱商事(8058) 100株(@1898円)
国際帝石(1605) 100株(1308円)
天龍製鋸(5945) 60株(@2604円)
ホンダ(4254) 100株(3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
電業社(6365) 100株(@1801円)
松田産業(7456) 100株(@1279円)
※評価額10万円以下の銘柄については省略。
2018年の確定損益+6077313円
今月のポートフォリオ調整としては、いつものように業績に関係のない理由で急騰した銘柄や、個人的な目標株価まで上昇した銘柄などを売却、シクリカル系銘柄のポジションを若干引き上げました。
大きく売り込まれているシクリカル銘柄をあえて買っている理由については、2016年に同じようにシクリカル銘柄の株価が暴落していたときに購入候補としてリストアップしていたシクリカル銘柄の多くが2倍以上になり、非常に悔しい思いをしたという経験があるためです。
自分としては、今後3年以内に景気後退期が到来する可能性は50%くらいと予想していますが、仮に景気後退期になって株価が更に大きく下落したとしても、長期的には最高値を更新していくと思っている銘柄を選んでいるつもりなので、どちらに動いてもOKというポジションで今後の株価動向を注視したいと思います。
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