マイナーな割安株発掘ブログ

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本株ポートフォリオ一覧&今月の売買記録(2018年1月末時点)

 

 

今月の日本株市場は、月末に株価の急落があったものの、月間の株価指数騰落率では、TOPIXが+1.1%、東証二部指数が+4.0%、JASDAQ平均が+7.3%と堅調な展開でした。

 

  

■1月の取引&売買理由

   

【割安株・成長株】

 

ピックルス(2925)    1300株→1000株(@1316円)

 

2000円台後半で300株を利益確定。

一部売却した理由としては、4Qに野菜価格が高騰した影響により今期は会社の業績予想に届かない可能性が高くなったことと、九州工場稼働に伴う償却負担の増加により来期業績の一時的な落ち込みが予想されるためです。

 

ノーリツ鋼機(7744)   100株→0株(@729円)

 

2800円台前半で利益確定。

最後の100株はバブル的な株価水準になるまで付き合うつもりでしたが、現在のバリュエーション(会計基準IFRSで巨額ののれん資産を保有していることも考慮)を見てしまうと、自分の握力ではこれ以上のホールドは無理でした。 

 

太陽化学(2902)       700株(@850円)

ジャストシステム(4648)   200株(840円)

日本管理センター(3276)  300株(@1233円)

シンポ(5903)       300株(@528円)

アトラ(6029)        400株(@720円)

毎日コムネット(8908)    600株→200株(@530円)

ジェイ・エス・ビー(3480)  0株→200株(@4480円)

 

株価が急騰した毎日コムネットを1100円台後半で利益確定後、バリュエーション面がより割安で、SBI証券で3%の貸株金利が付く同業のジェイ・エス・ビーを購入。

同社の主力事業である学生向けマンション事業については、大手デベロッパーが相次いで参入している点が少し気がかりですが、 市場がまだまだ供給不足の状態なので短・中期的には安定的に業績成長すると予想。今後も四半期業績や入居率等の動向を注視しつつ保有したいと考えています。

また前期に黒字転換した高齢者住宅事業については、中長期的に大きく成長する可能性があるのではと期待しています。

 

パピレス(3641)       200株(2406円)

サンセイランディック(3277) 600株(@898円)

JSS(6074)         400株(@391円)

日本BS放送(9414)     300株(@916円)

G-7ホールディングス(7508) 500株(@1223円)

神戸物産(3088)      100株→200株(@3331円)

 

4400円台前半で100株を買い増し。

この会社については、ビジネスモデル・バリュエーション共に非常に魅力的だと思っていますが、過去に不祥事が相次いだことを考慮すると、コンプライアンス問題が一番の不安材料だと考えています。

 

日本社宅サービス(8945)  1000株(@429円) 

東日本旅客鉄道(9020)  50株(@9946円)

フクダ電子(6960)    70株(7038円)

エスビー食品(2805)  80株→65株(6009円)

 

個人的な目標株価である予想PER20倍まで上昇(今期の個人的なEPS予想は650円以上)したため、12000円台後半で15株を利益確定。

 

イワキポンプ(6237)  200株→100株(@2203円)

 

個人的な目標株価である予想PER15倍まで上昇(今期の個人的なEPS予想は250円以上)したため、3900円台後半で100株を利益確定。

 

ナガセ(9733)     200株(4205円)

GMOペパボ(3633)  200株(3375円)

ウェーブロックHD(7904) 1200株(@1337円)

佐藤食品工業(2814) 300株(@1387円)

研創(7939)    1200株(413円)

ファンデリー(3137)  200株(@1412円)

NSD(9759)   200株(@2040円)

豆蔵(3756)    300株(@1083円)

エヌアイデイ(2349)  95株(@3335円)

両毛システムズ(9692)  400株→0株(@1177円)

 

3Q決算発表後の株価急騰により資産バリュー株としての割安感がなくなったため、2300円台後半で全株利益確定。

3Q決算の内容を見る限りでは、今期業績の大幅上方修正はほぼ確実と思われるため、PER面での割安感は依然としてあるかもしれませんが、エネルギー市場の規制緩和による特需が一過性のものである可能性も考慮し、売却を判断しました。

 

エンカレッジ・テクノロジ(3682) 100株→300株(@2004円)

 

1900円台後半で200株を買い増し。

この会社については、主要顧客先である銀行業の収益がマイナス金利の影響により悪化したことや、従業員の待遇改善(特に賞与制度導入が大きく影響した模様)などの影響により業績が一時的に大きく落ち込みましたが、保守サポートサービスの売上が依然として二桁の成長率を維持している点をポジティブに評価。今後は銀行業以外の業種への新規顧客開拓が進むことでストック型収益の着実な成長が期待できると予想しています。

また長年の課題だったIT技術者不足問題についても、IT技術者派遣会社を買収したことで一応の目処はついたのではないかと考えています。

 

パイプドHD(3919) 800株(@1162円)

JBCCホールディングス(9889) 300株(1043円)

ケアネット(2150)     700株(@820円)

シノブフーズ(2903)   1000株 (@765円)

エイジア(2352)     200株→100株(@1177円)

 

個人的な目標株価の上限値である予想PER30倍まで上昇したため、1700円台後半で100株を利益確定。

 

エムケイシステム(3910)  100株(@2252円)

兼松エンジニアリング(6402)  200株(1383円)

スターゼン(8043)    70株→170株(@5480円)

 

これまでの成長実績、四半期業績の進捗率の高さ、魅力的な株主優待、強気な中期経営計画、バリュエーションの割安さを評価。自分の持ち株の中でも相対的な期待値がかなり高い銘柄になったため、5500円台後半で100株を買い増しました。

 

リヒトラブ(7975)    300株(@2148円)

SDSバイオテック(4952) 200株(796円)

あいHD(3076)   200株(2184円)

京阪神ビルディング(8818)  300株(@515円)

A&T(6722)  300株(932円)

都築電気(8157) 200株(487円)

ノザワ(5237)  600株→800株(@1243円)

 

こちらも自分の持ち株の中で相対的な期待値が上昇したため、1400円台後半で200株を買い増し。

主力事業である押出成形セメント板市場の成長性については、従来の建材と比較しても非常に軽量で耐火・耐震性能に優れており、工事期間の短縮が期待できる等のメリットがあるため、長期的な視点で見れば市場規模は緩やかに拡大していくと予想。

2Qまでの業績進捗率が会社予想を下回っている点が少し気掛かりですが、圧倒的なシェアを誇っている主力製品「アスロック」が47年ぶりに全面リニューアルされ誕生した「アスロックNEO」の今後の売上成長に期待しています。

 

新日本製鐵(5401)  75株(2740円)

瑞光(5401)  35株(4217円)

プロトコーポ(4298) 100株(1408円)

 

 

【資産バリュー・配当・優待株】

 

ビューティーガレージ(3180) 100株(@1102円)

テンポスバスターズ(2751) 100株(@1914円)

アサンテ(6073)     100株(@1045円)

オリックス(8591)   100株(@1385円)

フルテック(6546)   100株→0株(@1048円)

 

個人的な目標株価の上限値である予想PER20倍まで上昇したため、1500円台後半で利益確定。

 

伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@111円)

三機サービス(6044) 100株→0株(@1302円)

 

2Qの好決算発表後、個人的な目標株価の上限値である予想PER20倍(今期の個人的なEPS予想は95円)まで上昇したため、1800円台後半で利益確定。

 

富士精工(6142)   400株(@259円)

マルゼン(5982)   100株(@1024円)

サイボー(3123)  400株(@571円)

三井住友(8316)  200株(@2747円)  

三菱UFJ(8316)  1000株(@442円)

伊藤忠商事(8001)  500株(@919円)

住友商事(8053)  500株(@1081円)

三井物産(8031)  300株(@1102円)

三菱商事(8058) 100株(@1898円)

国際帝石(1605)  100株(1308円)

イワブチ(5983) 70株→50株(@4900円)

天龍製鋸(5945) 95株→60株(@2604円)

 

株価の上昇により資産バリュー株としての割安感が薄れたため、一部利益確定。

 

ホンダ(4254)  100株(3854円)

SBIHD(8473) 100株(@4127円)

電業社(6365) 100株(@1801円)

松田産業(7456) 100株(@1279円)

 

※評価額10万円以下の銘柄については省略。

 

2018年の確定損益+1700836円 

 

 

外国株の取引では、クラフトハインツ(KHC)、モンダリーズインターナショナル(MDLZ)、マコーミック(MKC)の3銘柄をそれぞれ約1500ドル買い増し。

今月は円高が進行したため、米国株の投資先を積極的に探してみましたが、買いたい(買い増したい)と思える銘柄が見つからなかったので、消去法的にディフェンシブな食品株を選びました。

 米国株については、現在のバリュエーションで買い増しを行うにはかなり恐怖を感じますが、日本円で資産を保有していても将来的にはインフレにより資産価値が減価していく可能性が高いと予想しているので、永久保有を前提にある程度割高なバリュエーションでも買い増しを続けていくつもりです。

 

 

日本株については、最近同じようなことばかり書いてますが、自分が一番の投資基準としている予想PER10倍以下で将来性の有りそうな銘柄が全く見つかず、さらには資産バリュー株まで軒並み急騰してしまい、投資候補を探すのが非常に困難という状況。(約2年前に書いた四季報注目銘柄という記事を久しぶりに読み返してみたら、多くの銘柄のPER水準が激変していてびっくりしました)。

あくまで個人的な感想ですが、資産バリュー株にまで資金が回ってくるのは上昇相場の最終局面である可能性が高いと思っているので、今は無理をせず自分が買いたいと思えるバリュエーションにない銘柄には手を出さない方が良いのではないかと思っています。

 

 

 

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