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マイナーな割安株発掘隊

あまり知られていないマイナーな割安株をピックアップして分析してみるブログです。

日本農薬(4997)を分析してみました。

銘柄分析

 

会社概要

 

日本農薬(4997)は農薬の大手メーカーです。農薬のほかに化学品、医薬品等の事業も併営してます。当社の 現在の株価は1104円で1単元投資するのに必要な金額は約11万円となります。

 

 前期の期末時点でのグループ連結売上高構成比は、国内農薬事業が35.2%、海外農薬事業が46.1%、化学品・医薬品他事業が15.5%、その他事業が3.2%でした。また今期の中間決算時点での農薬製品の海外売上高内訳は、アジアが31.5%、米州が37.0%、欧州が27.6%、その他地域が3.9%となります。

 

 

業績推移

 

                                                                                                                     

                       売上高    営業利益    経常利益 当期純利益 一株益  一株配当

 2010年9月期  40319       3179          2954          1608             24               9

 2011年9月期  40450     3539           3334         2178             32.5       9
 2012年9月期  42245     4110           3899         2285             34.1       9
 2013年9月期  47627     7450           7143          4715            70.5        13
 2014年9月期  56696     9407           9361          6137            91.8       15
 2015年9月期予 61000  9600           9100          5900            88.26          15

 2015年3月中間 34948    9956           9438          6402            95.80

 

 

 

成長性  80点

 

 当社の業績は2011年~2014年まで4期連続で大きく伸びており、その間、売上高は約1.5倍、営業利益では約3倍増となっている。

国内の農薬市場は頭打ちの状態だが、当社は海外展開を積極的に進めており、技術導入等によるロイヤリティー収入も含め、今後も海外での伸びが期待できそう。ただし、今期の中間決算では、ロイヤリティー収入は大きく伸びているが、国内、海外の農薬販売は前期比でマイナスとなっている。

 

 

割安性  80点

 

 今期の会社予想から計算した予想PERは約12.5倍。しかし、会社の下半期の為替想定は110円と慎重で、中間決算の段階ですでに営業利益が予想より30%近く上振れていること等から、期末決算は上方修正となる可能性が高いのではないかと予想する。 ちなみに四季報予想で計算した予想PERは約10倍となっている。

 

 

財務健全性  60点

 

 当社の利益剰余金約276億円に対して有利子負債は約152億円、自己資本比率は56.5%と財務に問題はなさそう。

一応の留意事項として、中間決算の段階で貸借対照表受取手形及び売掛金項目の金額が大きく膨らんでいることを挙げておきたい。

 

 

競争優位性  80点

 

今期の予想売上高営業利益率は15.7%とかなり良い数字。なお四季報予想で計算すると19%となる。

当社は売上の10%近くを研究開発費に当てており、これまでコンスタントに新薬を発売している。また2007年に発売したチョウ目害虫殺虫剤フェニックスが世界で大きく売上げと利益を伸ばしており、ロイヤリティー収入も順調に増加している。

以上のことから、当社の競争優位性は高いと評価したい。

 

 

 

 考えられるリスクファクター

 

 

 ・ 当社の海外売上高比率は約46%と高水準であり、為替の急激な円高は業績のマイナス要因となりえる 。

・当社の近年の急成長は、大ヒット商品のフェニックスに依存するところが大きく、もし同製品の売上が鈍化すれば、業績のマイナス要因となりえる。

 ・農薬という製品の性質上、研究開発から発売までに10年以上という長い歳月を要するが、開発の中止等で期待していた新薬の発売が困難な状況になれば将来の業績にマイナスとなりえる。

 ・商品の特許が切れた場合、業績のマイナス要因となりえる。

 

 

 

 【注意事項】 銘柄分析に関する記述の正確性について保障はできませんのでご了承ください。また銘柄への採点は筆者の主観に基づいて行っております。投資する際はくれぐれもご自身の判断と責任でお願いします。

 

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