今月の日本株市場は、米国のトランプ大統領が中国からの輸入品(2千億ドル分)に対する関税を10%から25%に引き上げると表明したことをきっかけに大きく売られる展開となりました。
月間の株価指数の騰落率は、日経平均が-7.4%、TOPIXが-6.5%、JASDAQ指数が-5.6%、マザーズ指数が-4.3%でした。
■5月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
・サービス業
ダイオーズ(4653) 300株(@1293円)
ギガプライズ(3830) 300株→200株(@1084円)
今期の業績予想を発表後、再び目標株価(子会社への先行投資費・特別損失を度外視したPERで20~25倍)の下限水準に到達したため、2900円台後半で100株を利益確定。
アトラ(6029) 400株(@482円)
エイジス(4659) 100株(@3025円)
フォーバル(8275) 800株(@811円)
日本BS放送(9414) 300株(@916円)
日本社宅サービス(8945) 1000株(@429円)
ケアネット(2150) 700株(@767円)
JSS(6074) 400株(@391円)
あいHD(3076) 300株(2216円)
リスクモンスター(3768) 300株(1043円)
システムディ(3804) 800株(@545円)
ソフトクリエイト(3371) 300株→800株(@1429円)
本決算発表前に改めてこの会社について調べてみて、短期的な懸念材料はあるものの業績の成長余地が非常に大きいと感じたため、1400円台後半で100株、本決算発表後1300円台前半で400株を買い増し。
本決算の内容については、前期業績は予想を若干下回る数字での着地となりましたが、今期の業績予想については売上・営業利益ともに四季報予想に近い数字で、自分の予想ともほぼ一致していたため、個人的には特に悲観するような内容ではなかったと考えています。
豆蔵(3756) 300株(@1083円)
エヌアイデイ(2349) 285株(@1112円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 400株(@1028円)
ソフトブレーン(4779) 500株(@435円)
データ・アプリケーション(3848) 100株→0株(@2030円)
本決算発表で今期の業績予想が個人的な予想を大きく下回る数字(営業利益-11.9%)だったことや、EDI市場のクラウド化進行という長期的な問題に対してクラウド化に否定的な当社がどう対処していくのかという懸念が払拭できなかったため、1700円台後半で全株損切り。
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株→1000株(@1004円)
テクニカル的にはかなり危険な局面(本決算発表後に最安値更新)に思えましたが、バリュエーション面では非常に割安(予想PER10倍以下&過去の安値平均PERを大きく下回る水準)になっていたため、800円台前半で100株を買い直し。
その後、5月30日に公表された決算説明会資料を読んでみて、事業別のストック売上比率が個人的な予想を大きく上回る数字(IT関連事業76%、パーキングシステム事業74%)だったことが確認できたため、更に200株を買い増し。
株価急落の原因となった今期の業績予想に関しては、中期計画通りの数字を発表したことが市場からはネガティブと評価されましたが、毎年のように保守的な業績予想を出しては上方修正を繰り返している会社なので、特に悲観するような内容ではなかったと考えています。
JBCCホールディングス(9889) 600株(1124円)
エイジア(2352) 300株→400株(@1190円)
本決算発表後に株価が過去の安値平均PERを下回る水準まで下落したため1000円台後半で100株を買い増し。
本決算の内容としては、前期業績は大型案件の失注により予想を大きく下回る数字での着地となり、今期の業績予想も市場コンセンサスを下回る結果となりました。ただ前期も増収増益はしっかり維持しており、今期の営業増益率予想も+20%と高い数字を維持しているため、それほど悲観するような内容ではなかったと考えています。
エムケイシステム(3910) 200株(@480円)
都築電気(8157) 200株(487円)
プロトコーポ(4298) 200株(1452円)
・素材・製造業
ハビックス(3895) 400株(@751円)
フロイント産業(6312) 600株(@751円)
丸東産業(7894) 100株(@2504円)
鈴茂器工(6405) 500株(@1088円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
日本触媒(4114) 60株(@7149円)
ウェーブロックHD(7940) 900株(@737円)
クレステック(7812) 400株(@1249円)
兼松エンジニアリング(6402) 200株(1383円)
ナブテスコ(6268) 200株 (@2453円)
IMV(7760) 1200株(@294円)
モリタHD(6455) 200株 (@1786円)
大阪ソーダ(4046) 200株 (@2459円)
日東電工(6988) 70株(@6332円)
リヒトラブ(7975) 300株(@2148円)
ノザワ(5237) 1000株(@972円)
日本製鉄(5401) 75株(2740円)
瑞光(5401) 95株→70株(3084円)
本決算発表後の株価急騰により資産バリュー面の割安感が若干薄れたため、3400円台後半で一部利益確定。
・食品・日用品
ピックルス(2925) 200株(@1316円)
ホクリヨウ(1384) 300株(@609円)
太陽化学(2902) 700株(@850円)
エスビー食品(2805) 100株(@3005円)
日東富士製粉(2003) 100株 (@5205円)
アクシーズ(1381) 400株→300株(@2475円)
2Q・3Qの決算内容が期待外れだったことや、株価上昇により割安感が若干薄れたため、2500円台後半で100株を利益確定。
仙波糖化工業(2916) 700株→800株(@665円)
こちらもテクニカル的には危険な局面(決算発表後に出来高を伴って下値支持線をブレイク)でしたが、予想PERが過去の安値平均PERを大きく下回る水準になっていたため、600円台後半で100株を買い直し。
森永乳業(2264) 100株→0株(@2902円)
予想PER(特別利益は度外視)が過去の高値平均PERと同水準まで上昇したため、4000円台前半で全株利益確定。
佐藤食品工業(2814) 300株(@1609円)
フマキラー(4998) 200株(@1238円)
・不動産関連
日本管理センター(3276) 300株(@939円)
毎日コムネット(8908) 1000株(@551円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 200株(@3105円)
サンセイランディック(3277) 600株(@898円)
・小売・卸売業
G-7ホールディングス(7508) 1000株(@1796円)
神戸物産(3088) 300株(@1666円)
ハリマ共和物産(7444) 200株(@1415円)
あらた(2733) 100株(@3845円)
・陸運業
東日本旅客鉄道(9020) 70株(@9985円)
ロジネットジャパン(9027) 200株(@1616円)
【資産バリュー・配当・優待株】
SPK(7466) 100株(@2265円)
ニイタカ(4465) 100株(@1375円)
スターゼン(8043) 100株(@3630円)
パピレス(3641) 100株(@1995円)
KDDI(9433) 100株(@2636円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)
CASA(7196) 100株(@1148円)
エスライン(9078) 100株(@1142円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1102円)
三菱商事(8058) 100株→300株(@2518円)
今月は商社株が軒並み急落していたため、本決算内容を確認後、大手商社株の中で期待値が一番高いと思える三菱商事を2800円台前半で200株買い増し。
国際帝石(1605) 100株(1308円)
ホンダ(4254) 100株(3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
電業社(6365) 100株(@1801円)
松田産業(7456) 200株(@1338円)
アサヒHD(5857) 0株→100株(@2003円)
先月購入した松田産業と同様にこの会社も貴金属価格の動向次第で業績が上下に大きく振れそうな感じですが、不況耐性がまずまず高く、配当利回りが約6%あるため、配当株として100株を打診買い。
※評価額10万円以下の銘柄については省略。
2019年の確定損益+2141771円
その他の取引としては、月末に急激な円高となっていたため、久しぶりにアメリカ株ETFのVTIを約1000ドル分買い増しました。
日本株の取引では、今月は主に本決算発表で来期業績予想を確認してからポートフォリオ調整を行いました。売買金額の差し引きでは、個人的にはそれほど悪くない思える決算内容だったにも関わらず大きく売られる銘柄が続出したため、久しぶりに大幅買い越しとなりました。
現在の自分の相場感としては、中小型株の代表的な指数であるJASDAQ指数が200日移動平均線を突破できるかを一番の注目ポイントにしていましたが、結果的に下向きの200日移動平均線に跳ね返される形となってしまったため、中小型株に関しては再び下落トレンドとなる可能性が高まったと感じています。
なので、来月の投資方針としては引き続き全体相場が急落した局面を狙って買いを入れていくというスタンスを維持していきたいと考えています。
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