今月の日本株市場は、月前半から株価が急落。その後、TOPIXのテクニカル的なサポートラインで一度は小反発したものの、月後半にはサポートラインを割り込み更に大きく急落しました。
月間の株価指数の騰落率は、TOPIXが-9.4%、東証二部指数が-4.5%、マザーズ指数が-15.8 %、JASDAQ平均が-7%でした。
■10月の取引&売買理由
【割安株・成長株】
ピックルス(2925) 500株→200株(@1316円)
前回利益確定した水準から更に株価が急騰、過去の実績PERと比較してかなり割高なバリュエーションになったため、2400円台後半で更に300株を利益確定。
ホクリヨウ(1384) 300株(@1406円)
ハビックス(3895) 900株(@987円)
フロイント産業(6312) 600株→900株(@900円)
2Q決算発表後、900円台前半で200株、800円台前半で100株を買い増し。
2Q決算内容については、数字の見栄えは悪かったものの、個人的に一番重視している受注高が回復基調(ただし、フロイントベクターの受注高が大幅増になったことについては、大型案件受注による一過性の要素が強いと予想)になっていることから、想定よりはポジティブな内容だったと評価しています。
丸東産業(7894) 0株→100株(@2504円)
2Q決算発表で会社予想・四季報予想を上回る営業利益を確認後、100株を購入。
この会社については、ニッチな分野でユニークな製品を手がけており、バリュエーションも非常に魅力的。また主要顧客が食品会社や医薬品会社ということで、フロイント産業と同じく、機械株の中ではかなり不況耐性が高いと考えています。
ハリマ共和物産(7444) 200株(@2384円)
あらた(2733) 70株→0株(@5329円)
以下の理由により、4900円台後半で全株損切り。
1.購入時に、発行済株式数3.5%増の公募増資発表が理由で株価が暴落したと勘違い(実際は転換社債も同時に発行していた)していた。
2.2015年に当社の業績を大きく悪化させた消費増税が来年10月に実施されることを失念していた。
3.テクニカル的なサポートラインと見ていた5000円を明確に割り込んだ。
太陽化学(2902) 700株(@850円)
ジャストシステム(4648) 200株(@840円)
日本管理センター(3276) 300株(@1233円)
シンポ(5903) 300株(@528円)
アトラ(6029) 400株(@709円)
毎日コムネット(8908) 800株(@827円)
ジェイ・エス・ビー(3480) 100株→300株(@4423円)
4500円台後半で100株を買い直し。4200円台前半で短期保有目的で更に100株を買い増し。
主力事業である学生マンション事業の競争環境は、大手デベロッパーの新規参入により、一昔前に比べるとやや厳しくなってきているという印象ですが、学生マンション市場はまだまだ供給不足の状態が続いているらしいので、短・中期的に安定した業績成長が期待できると予想。また、長年に渡り100%近い入居率を維持しており、管理戸数が安定成長している点も評価。
長期的な視点では、今後も着実な市場拡大が予想される高齢者住宅事業にも期待しています。
ギガプライズ(3830) 0株→300株(@1128円)
不動産事業子会社への先行投資費を度外視して、主力のhomeIT事業のみで業績を算出すると、前期の営業利益は885百万円、今期はおそらく1000百万円以上。この会社の成長性・ストックビジネスの特性も考慮すると、かなり割安なバリュエーションになったと感じたため、新規に300株を打診買いしました。
サンセイランディック(3277) 600株(@898円)
JSS(6074) 400株(@391円)
日本BS放送(9414) 300株(@916円)
G-7ホールディングス(7508) 600株(@1404円)
神戸物産(3088) 400株(@1666円)
日本社宅サービス(8945) 1000株(@429円)
東日本旅客鉄道(9020) 70株(@9985円)
フクダ電子(6960) 70株(7038円)
エスビー食品(2805) 50株(6009円)
GMOペパボ(3633) 100株(3375円)
ウェーブロックHD(7904) 900株(@1298円)
研創(7939) 700株(413円)
クレステック(7812) 600株(@1249円)
NSD(9759) 200株(@2040円)
豆蔵(3756) 300株(@1083円)
エヌアイデイ(2349) 95株(@3335円)
エンカレッジ・テクノロジ(3682) 400株(@1002円)
パイプドHD(3919) 800株→500株(@1105円)
2Q決算内容を確認後、1000円台後半で300株を損切り。
2Q決算については、大量採用した新入社員の戦力化が遅れるなどの要因により、売上・営業利益が共に予想を若干下回る数字だったため、ややネガティブな内容と評価。
また、 個人的に一番重視していたスパイラルのアカウント数が公表されなくなったことも売却を判断した理由の一つです。
ソフトブレーン(4779) 800株(@435円)
データ・アプリケーション(3848) 100株(@2030円)
日本コンピューター・ダイナミクス(4783) 700株→800株(@1099円)
900円台前半で100株を買い増し。
この会社の株価はJASDAQ指数を上回る下落率となっていましたが、JASDAQ銘柄の中でも不況耐性はかなり高い方だと思っているので、今後も指数に連動して株価が急落する局面があれば少しずつ買い増したいと考えています。
JBCCホールディングス(9889) 800株(1124円)
ケアネット(2150) 700株(@820円)
エイジア(2352) 200株(@1258円)
エムケイシステム(3910) 200株(@1126円)
兼松エンジニアリング(6402) 200株(1383円)
スターゼン(8043) 50株→100株(@4967円)
自分がターゲットプライスとしている予想PER10倍以下の水準(今期のEPS予想は450円前後)まで株価が下落したため、優待がもらえる1単元まで買い直し。
この銘柄に対しての投資スタンスとしては、会社が公表している中期経営計画の数字まで到達するのは難しいだろうと予想していますが、長期に渡り安定した利益を出せる会社であることは間違いないと思っているので、配当・優待目的で100株は長期保有したいと考えています。
日東富士製粉(2003) 500株(短期)→400株 (@5205円)
通期業績の上方修正発表後、これまで何度も跳ね返されている上値抵抗ライン(5500円)近くまで株価が上昇したため、5400円台後半で100株だけ利益確定。
上方修正後の業績予想に関しては、ほぼ自分の想定通りの営業利益だったため、特にポジティブな修正内容とは思いませんでした。
ただ、その後に発表された増配(144円→190円)はポジティブなニュースと捉えています。
アクシーズ(1381) 0株→200株(@2807円)
1Q決算内容を確認後、200株を買い直し。
1Q決算については、2桁の営業減益率になるという自分の予想を覆して営業利益が前期比プラスでの着地となり、売上も予想を上回る数字(前期比6.4%増)だったため、大健闘の内容だったと評価。
もし、今期の業績が会社予想の数字まで到達可能だと仮定すれば、現在のバリュエーションは非常に割安ではないかと思っています。
森永乳業(2264) 100株(@2902円)
佐藤食品工業(2814) 200株→300株(@1609円)
先月買い直した株価水準から更に急落したため、1400円台前半で更に100株を買い直し。
ナブテスコ(6268) 100株→200株 (@2453円)
2200円台後半で100株を買い増し。
この会社のとりあえずの下値目処としては、2016年の安値である2000円前後を想定。その水準まで株価が下落してくれる局面があれば、更に買い増したいと考えています。
IMV(7760) 1000株→1200株(@405円)
360円台後半で200株だけ買い増し。
この会社については、11月14日の本決算発表の前に業績下方修正→急落のリスクがあるため、とりあえずは少額の買い増しに留めましたが、製品の受注状況を見る限りでは、来期は大幅な業績回復が期待できると予想。本決算発表前に株価が急騰しなければ、買い増しを検討してみるつもりです。
日東電工(6988) 0株→50株(@6816円)
全体相場の急落局面で50株を打診買い。
こちらもシクリカル色がかなり強い会社となりますが、数多くの製品で世界シェア首位を誇っている非常に競争力の高い会社なので、今後も急落局面で少しずつ拾っていきたいと思っています。
リヒトラブ(7975) 300株(@2148円)
あいHD(3076) 300株(2216円)
都築電気(8157) 200株(487円)
ノザワ(5237) 1000株(@1270円)
新日本製鐵(5401) 75株(2740円)
瑞光(5401) 35株(4217円)
プロトコーポ(4298) 300株(1452円)
【資産バリュー・配当・優待株】
パピレス(3641) 100株(@1995円)
KDDI(9433) 100株(@2636円)
テンポスHD(2751) 100株(@1914円)
アサンテ(6073) 100株(@1045円)
オリックス(8591) 100株(@1385円)
第一希元素化学工業(4082) 100株(@1243円)
伊豆シャボテンR(6819) 1000株(@141円)
CASA(7196) 100株(@1148円)
エスライン(9078) 100株(@1142円)
富士精工(6142) 80株(@1295円)
サイボー(3123) 400株(@571円)
三井住友(8316) 200株(@2747円)
三菱UFJ(8316) 1000株(@442円)
伊藤忠商事(8001) 500株(@919円)
住友商事(8053) 500株(@1081円)
三井物産(8031) 300株(@1102円)
三菱商事(8058) 100株(@1898円)
国際帝石(1605) 100株(1308円)
天龍製鋸(5945) 60株(@2604円)
ホンダ(4254) 100株(3854円)
SBIHD(8473) 100株(@4127円)
電業社(6365) 100株(@1801円)
松田産業(7456) 100株(@1279円)
※評価額10万円以下の銘柄については省略。
2018年の確定損益+5502231円
今月のポートフォリオ調整としては、全体相場の急落により自分の購入基準まで下落してきた銘柄が次々と見つかったため、久しぶりの大幅な買い越しとなりました。購入銘柄の内訳としては、月前半はディフェンシブ銘柄を中心に、全体相場が更に急落した月後半は、購入候補の中から下落率が特に大きかった銘柄を中心に買い増しを行いました。
現在の自分の相場観としては、自分が主力としている中小型株の代表的な指数であるJASDAQ指数が節目となる160ポイントを割り込み、JASDAQ・TOPIXの移動平均線も下向きとなってしまっているため、更に大きく下落する局面もあり得ると予想しています。なので、今後もし株式のポジションを大きく増やす場合は、JASDAQ・TOPIX指数のほぼ全ての期間の移動平均線が横這い以上になるまでは、出来るだけ25日移動平均線から10%近く乖離した局面を狙っていきたいと考えています。
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